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高松宮記念
	280px 高松宮宣仁親王（1905 - 1987）
開催国	日本
主催者	日本中央競馬会
競馬場	中京競馬場
創設	1971年6月27日
距離	芝1200m
格付け	GI
賞金	1着賞金9500万円;
出走条件	サラ系4歳以上（国際）（指定）
負担重量	定量（57kg、牝馬2kg減）
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2016年3月8日 (火) 20:38時点における版

この項目では、中央競馬のGIレースについて記述しています。競輪のGIレースについては「高松宮記念杯競輪」を、競艇のGIレースについては「高松宮記念特別競走」をご覧ください。

高松宮記念（たかまつのみやきねん）は、日本中央競馬会（JRA）が中京競馬場で施行する中央競馬の重賞レース（GI）である。

正賞は名古屋市長賞、名古屋競馬株式会社賞、日本馬主協会連合会会長賞、グローバルスプリントチャレンジ賞^[1]。

概要

ファイル:Curren-Chan20120325(1).jpg

第42回高松宮記念（優勝馬：カレンチャン）

春の古馬短距離路線のチャンピオン決定戦であるとともに、春のGIレースシリーズの始まりを告げるレースともなっている^[2]。

4歳（現3歳）以上の馬による重賞として1967年に創設された「中京大賞典（ちゅうきょうだいしょうてん）」が、本レースの前身^[3]^[4]。1970年に高松宮宣仁親王から優勝杯が下賜された^[4]のを機に、1971年より「高松宮杯（たかまつのみやはい）」に改称^[3]のうえ新設^[4]。同年より中京競馬場に新設された芝コース^[4]の2000mで、夏の中京開催を飾る中距離の名物レースとして施行していた^[3]。この間、1984年にグレード制が導入された際、GII^[注1]に格付けされている^[4]。

1996年に中央競馬の短距離レース体系が改善・整備され、本レースは距離を芝1200mに短縮のうえ施行時期も5月に変更し、GI^[注1]に格上げ^[3]^[4]。これにより、中央競馬のいわゆる「中央場所（中山・東京・京都・阪神）」以外の競馬場で初めて行われる常設のGIレース^[3]^[4]として、春の短距離王決定戦に位置づけられた^[3]。

その後、1998年には現名称に改称^[3]^[4]され、2000年には施行時期を3月に変更^[3]^[4]。レース条件も「5歳（現4歳）以上」に改められた^[3]。

2005年に創設された国際スプリントシリーズ戦「グローバル・スプリント・チャレンジ」に2011年から構成レースのひとつとして加わり、2013年まで第2戦（2014年からは第3戦）として行われている^[3]。

外国産馬は1989年から、地方競馬所属馬は1996年から出走可能になった^[3]ほか、2001年からは国際レースとなって^[3]^[4]外国馬も出走可能になった^[3]。2007年より国際GIに格付けされている^[4]。

レース条件

以下の内容は、2015年現在^[1]のもの。

出走資格：サラ系4歳以上（出走可能頭数：最大18頭）

JRA所属馬
地方競馬所属馬（出走資格のある馬のみ）
外国調教馬（9頭まで、優先出走）

負担重量：定量（57kg、牝馬2kg減）

JRA所属馬の出走権

JRA所属馬は同年に行われる下表のレースで1着となった馬に、優先出走権が付与される^[5]。

レース名	格	競馬場	距離
阪急杯	GIII	阪神競馬場	芝1400m
オーシャンステークス	GIII	中山競馬場	芝1200m

上記のほか、レーティング順位の上位5頭にも優先出走権が付与される^[3]。

その他のJRA所属馬は、以下の条件で出走馬を決定する。

「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI（JpnI）競走の収得賞金」の総計が多い順

地方競馬所属馬の出走資格

地方競馬所属馬は同年に行われる下表のレースで2着以内となった馬に、優先出走権が付与される^[6]^[5]。

レース名	格	競馬場	距離
阪急杯	GIII	阪神競馬場	芝1400m
オーシャンステークス	GIII	中山競馬場	芝1200m

上記のほか、外国で行われるグローバル・スプリント・チャレンジ対象レースのいずれかで2着以内となった地方競馬所属馬も本レースに優先出走できる^[3]。

賞金

2015年の1着賞金は9500万円で、以下2着3800万円、3着2400万円、4着1400万円、5着950万円^[1]。

コース

中京競馬場の芝コース、1200mを使用。

向正面のやや第2コーナーよりの地点からスタート^[7]し、スタート直後は緩やかな上り勾配。その後第4コーナーを過ぎるまで、高低差3.5mを一気に下る^[7]。ゴールまでの直線は412m^[7]あり、残り約350m地点から高低差約2mの上り勾配が待ち構える^[7]。

歴史

1971年 - 4歳（現3歳）以上の馬による重賞レース「高松宮杯」の名称で創設、中京競馬場の芝2000mで施行^[3]。
1984年 - グレード制施行によりGII^[注1]に格付け^[3]。
1989年 - 混合レースに指定され、外国産馬が出走可能になる^[3]。
1996年
- GI^[注1]に格上げ^[3]。
- 施行距離を芝1200mに変更^[3]。
- 指定交流レースに指定され、地方競馬所属馬が出走可能になる^[3]。
1998年 - 名称を「高松宮記念」に変更^[3]。
2000年 - 出走資格を「5歳（現4歳）以上」に変更^[3]。
2001年
- 馬齢表記を国際基準へ変更したのに伴い、出走資格を「4歳以上」に変更^[3]。
- 国際レースに指定され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる^[3]。
2007年
- 国際GIに格付け^[3]。
- 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が9頭に拡大^[3]。
2011年
- グローバル・スプリント・チャレンジに参加、第2戦に組み込まれる^[3]。
- 「東北関東大震災被災地支援競馬」として施行。
2012年 - レーティング上位の5頭に優先出走を認める。

歴代優勝馬

回数	施行日	優勝馬	性齢	タイム	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1971年 6月27日	シュンサクオー	牡5	2:00.1	飯田明弘	小林稔	岩佐俊策
第2回	1972年 6月25日	ジョセツ	牝5	2:01.8	岡部幸雄	鈴木清	中村勝五郎
第3回	1973年 6月24日	タケデンバード	牡4	2:01.0	蓑田早人	稲葉秀男	武市伝一
第4回	1974年 6月23日	ハイセイコー	牡4	2:00.4	増沢末夫	鈴木勝太郎	（株）ホースマンクラブ
第5回	1975年 6月22日	イットー	牝4	2:00.2	簗田善則	田中好雄	（有）荻伏牧場
第6回	1976年6月27日	フジノパーシア	牡5	2:01.3	大崎昭一	柴田寛	真田繁次高橋金次
第7回	1977年 6月26日	トウショウボーイ	牡4	2:03.8	武邦彦	保田隆芳	トウショウ産業（株）
第8回	1978年6月25日	ヤマニンゴロー	牡4	2:03.2	古川隆文	諏訪佐一	土井宏二
第9回	1979年6月24日	ネーハイジェット	牡3	1:59.8	松本善登	布施正	（株）大丸企業
第10回	1980年6月22日	リンドプルバン	牡4	2:01.1	田原成貴	見上恒芳	（株）デルマークラブ
第11回	1981年 6月28日	ハギノトップレディ	牝4	2:01.8	伊藤清章	伊藤修司	日隈広吉
第12回	1982年6月27日	カズシゲ	牡5	2:00.5	田原成貴	須貝彦三	（株）ホースメン
第13回	1983年6月26日	ハギノカムイオー	牡4	2:01.1	伊藤清章	伊藤修司	日隈広吉中村和夫
第14回	1984年6月24日	キョウエイレア	牡5	2:03.9	田島信行	久保田金造	松岡正雄
第15回	1985年6月23日	メジロモンスニー	牡5	2:03.5	清水英次	大久保正陽	メジロ商事（株）
第16回	1986年6月22日	ラグビーボール	牡3	2:01.3	河内洋	田中良平	小田切有一
第17回	1987年 7月12日	ランドヒリュウ	牡5	1:59.8	村本善之	小林稔	木村喜一
第18回	1988年 7月10日	オグリキャップ	牡3	1:59.0	河内洋	瀬戸口勉	佐橋五十雄
第19回	1989年 7月9日	メジロアルダン	牡4	1:58.9	河内洋	奥平真治	（有）メジロ牧場
第20回	1990年 7月8日	バンブーメモリー	牡5	1:59.4	武豊	武邦彦	武田辰一
第21回	1991年 7月7日	ダイタクヘリオス	牡4	1:59.4	加用正	梅田康雄	中村雅一
第22回	1992年7月12日	ミスタースペイン	牡4	2:00.6	石橋守	橋口弘次郎	架谷外茂次
第23回	1993年 7月11日	ロンシャンボーイ	牡4	1:59.0	清山宏明	小原伊佐美	清岡政徳山本次郎
第24回	1994年7月10日	ナイスネイチャ	牡6	2:00.7	松永昌博	松永善晴	豊蔦泰三
第25回	1995年7月9日	マチカネタンホイザ	牡6	2:02.6	柴田善臣	伊藤雄二	細川益男
第26回	1996年 5月19日	フラワーパーク	牝4	1:07.4	田原成貴	松元省一	吉田勝己
第27回	1997年 5月18日	シンコウキング	牡6	1:08.0	岡部幸雄	藤沢和雄	安田修
第28回	1998年 5月24日	シンコウフォレスト	牡5	1:09.1	四位洋文	栗田博憲	安田修
第29回	1999年 5月23日	マサラッキ	牡6	1:08.0	藤田伸二	増本豊	丸井正貴
第30回	2000年 3月26日	キングヘイロー	牡5	1:08.6	柴田善臣	坂口正大	浅川吉男
第31回	2001年 3月25日	トロットスター	牡5	1:08.4	蛯名正義	中野栄治	高野稔
第32回	2002年 3月24日	ショウナンカンプ	牡4	1:08.4	藤田伸二	大久保洋吉	国本哲秀
第33回	2003年 3月30日	ビリーヴ	牝5	1:08.1	安藤勝己	松元茂樹	前田幸治
第34回	2004年 3月28日	サニングデール	牡5	1:07.9	福永祐一	瀬戸口勉	後藤繁樹
第35回	2005年 3月27日	アドマイヤマックス	牡6	1:08.4	武豊	橋田満	近藤利一
第36回	2006年3月26日	オレハマッテルゼ	牡6	1:08.0	柴田善臣	音無秀孝	小田切有一
第37回	2007年3月25日	スズカフェニックス	牡5	1:08.9	武豊	橋田満	永井啓弍
第38回	2008年3月30日	ファイングレイン	牡5	1:07.1	幸英明	長浜博之	（有）社台レースホース
第39回	2009年 3月29日	ローレルゲレイロ	牡5	1:08.0	藤田伸二	昆貢	（株）ローレルレーシング
第40回	2010年3月28日	キンシャサノキセキ	牡7	1:08.6	四位洋文	堀宣行	吉田和美
第41回	2011年3月27日	キンシャサノキセキ	牡8	1:07.9	U.リスポリ	堀宣行	吉田和美
第42回	2012年3月25日	カレンチャン	牝5	1:10.3	池添謙一	安田隆行	鈴木隆司
第43回	2013年3月24日	ロードカナロア	牡5	1:08.1	岩田康誠	安田隆行	（株）ロードホースクラブ
第44回	2014年3月30日	コパノリチャード	牡4	1:12.2	M.デムーロ	宮徹	小林祥晃
第45回	2015年3月29日	エアロヴェロシティ	騸7	1:08.5	Z.パートン	P.オサリバン	N.ヨン

高松宮記念の記録

レースレコード - 1:07.1（第38回優勝馬ファイングレイン^[3]）
- 参考記録 - 1:08.1（第43回優勝馬ロードカナロア^[3]）

脚注・出典

注釈

^a ^b ^c ^d 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

^a ^b ^c ^d ^e ^f 平成27年第2回中京競馬番組（PDF） - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧
^2015年度第2回中京競馬特別レース名解説（第6日）（PDF） - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧
^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t ^u ^v ^w ^x ^y ^z ^aa ^ab ^ac ^ad 今週の注目レース（第45回高松宮記念：プレイバック） - 日本中央競馬会、2015年3月19日閲覧
^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k 高松宮記念特集（レースガイド） - netkeiba.com、2014年12月9日閲覧
^a ^b 平成27年度競馬番組一般事項（PDF） - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧
^「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について（平成27年度）（PDF） - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧
^a ^b ^c ^d 中京競馬場（コース紹介） - 日本中央競馬会、2014年12月9日閲覧

人名を冠した中央競馬のGIレース

外部リンク

今週の注目レース（第45回高松宮記念） - 日本中央競馬会

この項目は、競馬に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（ポータル競馬 / ウィークプロジェクト競馬）。

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-春の古馬短距離路線のチャンピオン決定戦であるとともに、春のGIレースシリーズの始まりを告げるレースともなっている。
+春の古馬短距離路線のチャンピオン決定戦であるとともに、春のGIレースシリーズの始まりを告げるレースともなっている{{Ref|a|[2]}}。
-歳（現3歳）以上の馬による重賞として1967年に創設された「'''[[中京大賞典]]'''」（ちゅうきょうだいしょうてん）が、本レースの前身。1970年に[[高松宮宣仁親王]]から優勝杯が下賜されたのを機に、1971年より「'''高松宮杯'''（たかまつのみやはい）」に改称のうえ新設。同年より中京競馬場に新設された芝コースの2000mで、夏の中京開催を飾る中距離の名物レースとして施行していた。この間、1984年にグレード制が導入された際、GIIに格付けされている。
+歳（現3歳）以上の馬による重賞として1967年に創設された「'''[[中京大賞典]]'''（ちゅうきょうだいしょうてん）」が、本レースの前身{{Ref label|JRA注目|3|1}}{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|a}}。1970年に[[高松宮宣仁親王]]から優勝杯が下賜された{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|b}}のを機に、1971年より「'''高松宮杯'''（たかまつのみやはい）」に改称{{Ref label|JRA注目|3|2}}のうえ新設{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|c}}。同年より中京競馬場に新設された芝コース{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|d}}の2000mで、夏の中京開催を飾る中距離の名物レースとして施行していた{{Ref label|JRA注目|3|3}}。この間、1984年にグレード制が導入された際、GII{{Ref label|grade|注1|a}}に格付けされている{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|e}}。
-年に中央競馬の短距離レース体系が改善・整備され、本レースは距離を芝1200mに短縮のうえ施行時期も5月に変更し、GIに格上げ。これにより、中央競馬のいわゆる「中央場所（中山・東京・京都・阪神）」以外の競馬場で初めて行われる常設のGIレースとして、春の短距離王決定戦に位置づけられた。
+年に中央競馬の短距離レース体系が改善・整備され、本レースは距離を芝1200mに短縮のうえ施行時期も5月に変更し、GI{{Ref label|grade|注1|b}}に格上げ{{Ref label|JRA注目|3|4}}{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|f}}。これにより、中央競馬のいわゆる「中央場所（中山・東京・京都・阪神）」以外の競馬場で初めて行われる常設のGIレース{{Ref label|JRA注目|3|5}}{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|g}}として、春の短距離王決定戦に位置づけられた{{Ref label|JRA注目|3|6}}。
-その後、1998年には現名称に改称され、2000年には施行時期を3月に変更。レース条件も「5歳（現4歳）以上」に改められた。
+その後、1998年には現名称に改称{{Ref label|JRA注目|3|7}}{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|h}}され、2000年には施行時期を3月に変更{{Ref label|JRA注目|3|8}}{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|i}}。レース条件も「5歳（現4歳）以上」に改められた{{Ref label|JRA注目|3|9}}。
-年に創設された国際スプリントシリーズ戦「[[グローバル・スプリント・チャレンジ]]」に2011年から構成レースのひとつとして加わり、2013年まで第2戦（2014年からは第3戦）として行われている。
+年に創設された国際スプリントシリーズ戦「[[グローバル・スプリント・チャレンジ]]」に2011年から構成レースのひとつとして加わり、2013年まで第2戦（2014年からは第3戦）として行われている{{Ref label|JRA注目|3|10}}。
-外国産馬は1989年から、地方競馬所属馬は1996年から出走可能になったほか、2001年からは国際レースとなって外国馬も出走可能になった。2007年より国際GIに格付けされている。
+外国産馬は1989年から、地方競馬所属馬は1996年から出走可能になった{{Ref label|JRA注目|3|11}}ほか、2001年からは国際レースとなって{{Ref label|JRA注目|3|12}}{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|j}}外国馬も出走可能になった{{Ref label|JRA注目|3|13}}。2007年より国際GIに格付けされている{{Ref label|netkeiba_raceguide|4|k}}。
 === レース条件 ===
-以下の内容は、2015年現在のもの。
+以下の内容は、2015年現在{{Ref label|bangumi_2015chukyo2|1|e}}のもの。
+出走資格：[[サラブレッド系種|サラ系]]4歳以上（出走可能頭数：最大18頭）
+* JRA所属馬
+* 地方競馬所属馬（出走資格のある馬のみ）
+* 外国調教馬（9頭まで、優先出走）
+負担重量：定量（57kg、牝馬2kg減）
-* 出走資格：[[サラブレッド系種|サラ系]]4歳以上（出走可能頭数：最大18頭）
-** JRA所属馬
-** 地方競馬所属馬（出走資格のある馬のみ）
-** 外国調教馬（9頭まで、優先出走）
-* 負担重量：定量（57kg、牝馬2kg減）
 ==== JRA所属馬の出走権 ====
-JRA所属馬は同年に行われる下表のレースで1着となった馬に、優先出走権が付与される。
+JRA所属馬は同年に行われる下表のレースで1着となった馬に、優先出走権が付与される{{Ref label|H27一般事項|5|a}}。
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 |}
-上記のほか、[[ワールド・サラブレッド・ランキング|レーティング]]順位の上位5頭にも優先出走権が付与される。
+上記のほか、[[ワールド・サラブレッド・ランキング|レーティング]]順位の上位5頭にも優先出走権が付与される{{Ref label|JRA注目|3|14}}。
 その他のJRA所属馬は、以下の条件で出走馬を決定する。
-* 「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI（JpnI）レースの収得賞金」の総計が多い順
+* 「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI（JpnI）競走の収得賞金」の総計が多い順
 ==== 地方競馬所属馬の出走資格 ====
-地方競馬所属馬は同年に行われる下表のレースで2着以内となった馬に、優先出走権が付与される。
+地方競馬所属馬は同年に行われる下表のレースで2着以内となった馬に、優先出走権が付与される{{Ref|b|[6]}}{{Ref label|H27一般事項|5|b}}。
 {| class="wikitable" style="text-align:center"
 !レース名!!格!!競馬場!!距離
@@ 行65: / 行66: @@
 |オーシャンステークス||GIII||中山競馬場||芝1200m
 |}
-上記のほか、外国で行われる[[グローバル・スプリント・チャレンジ]]対象レースのいずれかで2着以内となった地方競馬所属馬も本レースに優先出走できる。
+上記のほか、外国で行われる[[グローバル・スプリント・チャレンジ]]対象レースのいずれかで2着以内となった地方競馬所属馬も本レースに優先出走できる{{Ref label|JRA注目|3|15}}。
 === 賞金 ===
-年の1着賞金は9500万円で、以下2着3800万円、3着2400万円、4着1400万円、5着950万円。
+年の1着賞金は9500万円で、以下2着3800万円、3着2400万円、4着1400万円、5着950万円{{Ref label|bangumi_2015chukyo2|1|f}}。
 === コース ===
 中京競馬場の芝コース、1200mを使用。
-向正面のやや第2コーナーよりの地点からスタートし、スタート直後は緩やかな上り勾配。その後第4コーナーを過ぎるまで、高低差3.5mを一気に下る。ゴールまでの直線は412mあり、残り約350m地点から高低差約2mの上り勾配が待ち構える。
+向正面のやや第2コーナーよりの地点からスタート{{Ref label|course_chukyo|7|a}}し、スタート直後は緩やかな上り勾配。その後第4コーナーを過ぎるまで、高低差3.5mを一気に下る{{Ref label|course_chukyo|7|b}}。ゴールまでの直線は412m{{Ref label|course_chukyo|7|c}}あり、残り約350m地点から高低差約2mの上り勾配が待ち構える{{Ref label|course_chukyo|7|d}}。
 == 歴史 ==
-* 1971年 - 4歳（現3歳）以上の馬による重賞レース「'''高松宮杯'''」の名称で創設、中京競馬場の芝2000mで施行。
+* 1971年 - 4歳（現3歳）以上の馬による重賞レース「'''高松宮杯'''」の名称で創設、中京競馬場の芝2000mで施行{{Ref label|JRA注目|3|16}}。
-* 1984年 - グレード制施行によりGIIに格付け。
+* 1984年 - グレード制施行によりGII{{Ref label|grade|注1|c}}に格付け{{Ref label|JRA注目|3|17}}。
-* 1989年 - 混合レースに指定され、外国産馬が出走可能になる。
+* 1989年 - 混合レースに指定され、外国産馬が出走可能になる{{Ref label|JRA注目|3|18}}。
 * 1996年
-** GIに格上げ。
+** GI{{Ref label|grade|注1|d}}に格上げ{{Ref label|JRA注目|3|19}}。
-** 施行距離を芝1200mに変更。
+** 施行距離を芝1200mに変更{{Ref label|JRA注目|3|20}}。
-** 指定交流レースに指定され、地方競馬所属馬が出走可能になる。
+** 指定交流レースに指定され、地方競馬所属馬が出走可能になる{{Ref label|JRA注目|3|21}}。
-* 1998年 - 名称を「'''高松宮記念'''」に変更。
+* 1998年 - 名称を「'''高松宮記念'''」に変更{{Ref label|JRA注目|3|22}}。
-* 2000年 - 出走資格を「5歳（現4歳）以上」に変更。
+* 2000年 - 出走資格を「5歳（現4歳）以上」に変更{{Ref label|JRA注目|3|23}}。
 * 2001年
-** [[馬齢]]表記を国際基準へ変更したのに伴い、出走資格を「4歳以上」に変更。
+** [[馬齢]]表記を国際基準へ変更したのに伴い、出走資格を「4歳以上」に変更{{Ref label|JRA注目|3|24}}。
-** [[国際レース]]に指定され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる。
+** [[国際レース]]に指定され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる{{Ref label|JRA注目|3|25}}。
 * 2007年
-** 国際GIに格付け。
+** 国際GIに格付け{{Ref label|JRA注目|3|26}}。
-** 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が9頭に拡大。
+** 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が9頭に拡大{{Ref label|JRA注目|3|27}}。
 * 2011年
-** [[グローバル・スプリント・チャレンジ]]に参加、第2戦に組み込まれる。
+** [[グローバル・スプリント・チャレンジ]]に参加、第2戦に組み込まれる{{Ref label|JRA注目|3|28}}。
 ** 「東北関東大震災被災地支援競馬」として施行。
 * 2012年 - レーティング上位の5頭に優先出走を認める。
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 === 高松宮記念の記録 ===
-* レースレコード - 1:07.1（第38回優勝馬ファイングレイン）
+* レースレコード - 1:07.1（第38回優勝馬ファイングレイン{{Ref label|JRA注目|3|29}}）
-** 参考記録 - 1:08.1（第43回優勝馬ロードカナロア）
+** 参考記録 - 1:08.1（第43回優勝馬ロードカナロア{{Ref label|JRA注目|3|30}}）
+== 脚注・出典 ==
+=== 注釈 ===
+# {{Note label|grade|注1|a}}{{Note label|grade|注1|b}}{{Note label|grade|注1|c}}{{Note label|grade|注1|d}}当時の格付表記は、JRAの独自グレード。
+=== 出典 ===
+# {{Note label|bangumi_2015chukyo2|1|a}}{{Note label|bangumi_2015chukyo2|1|b}}{{Note label|bangumi_2015chukyo2|1|c}}{{Note label|bangumi_2015chukyo2|1|d}}{{Note label|bangumi_2015chukyo2|1|e}}{{Note label|bangumi_2015chukyo2|1|f}}{{PDFlink|[http://jra.jp/keiba/program/pdf/27chu2.pdf 平成27年第2回中京競馬番組]}} - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧
+# {{Note|a}}{{PDFlink|[http://jra.jp/datafile/tokubetsu/2015/0207.pdf 2015年度第2回中京競馬特別レース名解説（第6日）]}} - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧
+# {{Note label|JRA注目|3|a}}{{Note label|JRA注目|3|b}}{{Note label|JRA注目|3|c}}{{Note label|JRA注目|3|d}}{{Note label|JRA注目|3|e}}{{Note label|JRA注目|3|f}}{{Note label|JRA注目|3|g}}{{Note label|JRA注目|3|h}}{{Note label|JRA注目|3|i}}{{Note label|JRA注目|3|j}}{{Note label|JRA注目|3|k}}{{Note label|JRA注目|3|l}}{{Note label|JRA注目|3|m}}{{Note label|JRA注目|3|n}}{{Note label|JRA注目|3|o}}{{Note label|JRA注目|3|p}}{{Note label|JRA注目|3|q}}{{Note label|JRA注目|3|r}}{{Note label|JRA注目|3|s}}{{Note label|JRA注目|3|t}}{{Note label|JRA注目|3|u}}{{Note label|JRA注目|3|v}}{{Note label|JRA注目|3|w}}{{Note label|JRA注目|3|x}}{{Note label|JRA注目|3|y}}{{Note label|JRA注目|3|z}}{{Note label|JRA注目|3|aa}}{{Note label|JRA注目|3|ab}}{{Note label|JRA注目|3|ac}}{{Note label|JRA注目|3|ad}}[http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2015/0329_2/playback.html 今週の注目レース（第45回高松宮記念：プレイバック）] - 日本中央競馬会、2015年3月19日閲覧
+# {{Note label|netkeiba_raceguide|4|a}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|b}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|c}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|d}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|e}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|f}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|g}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|h}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|i}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|j}}{{Note label|netkeiba_raceguide|4|k}}[http://race.netkeiba.com/?pid=special&id=0037 高松宮記念特集（レースガイド）] - netkeiba.com、2014年12月9日閲覧
+# {{Note label|H27一般事項|5|a}}{{Note label|H27一般事項|5|b}}{{PDFlink|[http://www.jra.go.jp/keiba/program/pdf/h27-bangumi_ippan.pdf 平成27年度競馬番組一般事項]}} - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧
+# {{Note|b}}{{PDFlink|[http://www.jra.go.jp/keiba/program/pdf/h27-kakuchi.pdf 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について（平成27年度）]}} - 日本中央競馬会、2015年3月14日閲覧
+# {{Note label|course_chukyo|7|a}}{{Note label|course_chukyo|7|b}}{{Note label|course_chukyo|7|c}}{{Note label|course_chukyo|7|d}}[http://www.jra.go.jp/facilities/race/chukyo/course.html 中京競馬場（コース紹介）] - 日本中央競馬会、2014年12月9日閲覧
 == 人名を冠した中央競馬のGIレース ==
 * [[安田記念]]
 * [[有馬記念]]
-== 備考 ==
-* 1984年〜2006年の格付表記は、JRAの独自グレード。
 == 外部リンク ==