「秋華賞」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[ファイル:Apapane(horse)20101017(2).jpg|200px|thumb|第15回優勝馬アパパネ]] | [[ファイル:Apapane(horse)20101017(2).jpg|200px|thumb|第15回優勝馬アパパネ]] | ||
− | + | 1996年に新設された、4歳(現:3歳)牝馬限定のGIレース。その後[[エリザベス女王杯]]へ向かう馬も多く、エリザベス女王杯へ向けた前哨戦としての意味合いも持っている。施行距離は創設以来、京都競馬場・芝2000m(内回り)で変わっていない。 | |
− | + | 1995年まではエリザベス女王杯が4歳(現:3歳)[[三冠 (競馬)#中央競馬牝馬三冠|牝馬三冠]]の最終戦として行われていたが、1996年よりエリザベス女王杯が古馬にも開放され4歳(現:3歳)以上の牝馬限定戦となったため、新たな4歳(現:3歳)牝馬限定のGIレースとして新設された。 | |
創設時から外国産馬・地方競馬所属馬が出走可能となっていたほか、2009年からは外国馬も出走可能な国際レースとなった。 | 創設時から外国産馬・地方競馬所属馬が出走可能となっていたほか、2009年からは外国馬も出走可能な国際レースとなった。 | ||
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== 歴史 == | == 歴史 == | ||
− | * [[1996年]] - | + | * [[1996年]] - 4歳(現:3歳)牝馬によるGIレースとして創設、京都競馬場・芝2000m(内回り)で施行。 |
* [[2001年]] - [[馬齢]]表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳牝馬」に変更。 | * [[2001年]] - [[馬齢]]表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳牝馬」に変更。 | ||
* [[2003年]] - [[負担重量]]を「馬齢重量」に変更。 | * [[2003年]] - [[負担重量]]を「馬齢重量」に変更。 | ||
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** 格付表記をGI(国際格付)に変更。 | ** 格付表記をGI(国際格付)に変更。 | ||
=== 歴代優勝馬 === | === 歴代優勝馬 === | ||
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− | !回数!!施行日!!優勝馬 | + | !回数!!施行日!!優勝馬!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主 |
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− | |style="text-align:center"|第1回||[[1996年]][[10月20日]]||[[ファビラスラフイン]] | + | |style="text-align:center"|第1回||[[1996年]][[10月20日]]||[[ファビラスラフイン]]||1:58.1||[[松永幹夫]]||[[長浜博之]]||[[吉田和子]] |
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− | |style="text-align:center"|第2回||[[1997年]][[10月19日]]||[[メジロドーベル]] | + | |style="text-align:center"|第2回||[[1997年]][[10月19日]]||[[メジロドーベル]]||2:00.1||[[吉田豊]]||[[大久保洋吉]]||[[メジロ商事|メジロ商事(株)]] |
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− | |style="text-align:center"|第3回||[[1998年]][[10月25日]]||[[ファレノプシス]] | + | |style="text-align:center"|第3回||[[1998年]][[10月25日]]||[[ファレノプシス]]||2:02.4||[[武豊]]||[[浜田光正]]||[[ノースヒルズマネジメント|(有)ノースヒルズマネジメント]] |
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− | |style="text-align:center"|第4回||[[1999年]][[10月24日]]||[[ブゼンキャンドル]] | + | |style="text-align:center"|第4回||[[1999年]][[10月24日]]||[[ブゼンキャンドル]]||1:59.3||[[安田康彦]]||[[松田博資]]||[[上田牧場]] |
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− | |style="text-align:center"|第5回||[[2000年]][[10月15日]]||[[ティコティコタック]] | + | |style="text-align:center"|第5回||[[2000年]][[10月15日]]||[[ティコティコタック]]||1:59.9||[[武幸四郎]]||[[松田正弘]]||[[バンブー牧場]] |
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− | |style="text-align:center"|第6回||[[2001年]][[10月14日]]||[[テイエムオーシャン]] | + | |style="text-align:center"|第6回||[[2001年]][[10月14日]]||[[テイエムオーシャン]]||1:58.5||[[本田優]]||[[西浦勝一]]||[[竹園正繼]] |
|- | |- | ||
− | |style="text-align:center"|第7回||[[2002年]][[10月13日]]||[[ファインモーション]] | + | |style="text-align:center"|第7回||[[2002年]][[10月13日]]||[[ファインモーション]]||1:58.1||武豊||[[伊藤雄二]]||[[伏木田達男]] |
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− | |style="text-align:center"|第8回||[[2003年]]10月19日||[[スティルインラブ]] | + | |style="text-align:center"|第8回||[[2003年]]10月19日||[[スティルインラブ]]||1:59.1||[[幸英明]]||[[松元省一]]||(有)ノースヒルズマネジメント |
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− | |style="text-align:center"|第9回||[[2004年]][[10月17日]]||[[スイープトウショウ]] | + | |style="text-align:center"|第9回||[[2004年]][[10月17日]]||[[スイープトウショウ]]||1:58.4||[[池添謙一]]||[[鶴留明雄]]||[[トウショウ産業|トウショウ産業(株)]] |
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− | |style="text-align:center"|第10回||[[2005年]][[10月16日]]||[[エアメサイア]] | + | |style="text-align:center"|第10回||[[2005年]][[10月16日]]||[[エアメサイア]]||1:59.2||武豊||伊藤雄二||[[吉原毎文|(株)ラッキーフィールド]] |
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− | |style="text-align:center"|第11回||[[2006年]]10月15日||[[カワカミプリンセス]] | + | |style="text-align:center"|第11回||[[2006年]]10月15日||[[カワカミプリンセス]]||1:58.2||[[本田優]]||[[西浦勝一]]||[[三石川上牧場]] |
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− | |style="text-align:center"|第12回||[[2007年]]10月14日||[[ダイワスカーレット]] | + | |style="text-align:center"|第12回||[[2007年]]10月14日||[[ダイワスカーレット]]||1:59.1||[[安藤勝己]]||[[松田国英]]||[[大城敬三]] |
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− | |style="text-align:center"|第13回||[[2008年]]10月19日||[[ブラックエンブレム]] | + | |style="text-align:center"|第13回||[[2008年]]10月19日||[[ブラックエンブレム]]||1:58.4||[[岩田康誠]]||[[小島茂之 (調教師)|小島茂之]]||[[田原邦男]] |
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− | |style="text-align:center"|第14回||[[2009年]][[10月18日]]||[[レッドディザイア]] | + | |style="text-align:center"|第14回||[[2009年]][[10月18日]]||[[レッドディザイア]]||1:58.2||[[四位洋文]]||[[松永幹夫]]||[[東京ホースレーシング|(株)東京ホースレーシング]] |
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− | |style="text-align:center"|第15回||[[2010年]]10月17日||[[アパパネ]] | + | |style="text-align:center"|第15回||[[2010年]]10月17日||[[アパパネ]]||1:58.4||[[蛯名正義]]||[[国枝栄]]||[[金子真人|金子真人ホールディングス(株)]] |
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− | |style="text-align:center"|第16回||[[2011年]]10月16日||[[アヴェンチュラ]] | + | |style="text-align:center"|第16回||[[2011年]]10月16日||[[アヴェンチュラ]]||1:58.2||岩田康誠||[[角居勝彦]]||[[キャロットファーム|(有)キャロットファーム]] |
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− | |style="text-align:center"|第17回||[[2012年]]10月14日||[[ジェンティルドンナ]] | + | |style="text-align:center"|第17回||[[2012年]]10月14日||[[ジェンティルドンナ]]||2:00.4||岩田康誠||[[石坂正]]||[[サンデーレーシング|(有)サンデーレーシング]] |
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− | |style="text-align:center"|第18回||[[2013年]]10月13日||[[メイショウマンボ]] | + | |style="text-align:center"|第18回||[[2013年]]10月13日||[[メイショウマンボ]]||1:58.6||武幸四郎||[[飯田明弘]]||[[松本好雄]] |
|- | |- | ||
− | |style="text-align:center"|第19回||[[2014年]]10月19日||[[ショウナンパンドラ]] | + | |style="text-align:center"|第19回||[[2014年]]10月19日||[[ショウナンパンドラ]]||1:57.0||[[浜中俊]]||[[高野友和]]||[[国本哲秀]] |
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− | |style="text-align:center"|第20回||[[2015年]]10月18日||[[ミッキークイーン]] | + | |style="text-align:center"|第20回||[[2015年]]10月18日||[[ミッキークイーン]]||1:56.9||浜中俊||[[池江泰寿]]||野田みづき |
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− | |style="text-align:center"|第21回||[[2016年]]10月16日||[[ヴィブロス]] | + | |style="text-align:center"|第21回||[[2016年]]10月16日||[[ヴィブロス]]||1:58.6||[[福永祐一]]||[[友道康夫]]||[[佐々木主浩]] |
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− | |style="text-align:center"|第22回||[[2017年]]10月15日||[[ディアドラ (競走馬)|ディアドラ]] | + | |style="text-align:center"|第22回||[[2017年]]10月15日||[[ディアドラ (競走馬)|ディアドラ]]||2:00.2||[[クリストフ・ルメール|C.ルメール]]||[[橋田満]]||森田藤治 |
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− | |style="text-align:center"|第23回||[[2018年]]10月14日||[[アーモンドアイ]] | + | |style="text-align:center"|第23回||[[2018年]]10月14日||[[アーモンドアイ]]||1:58.5||C.ルメール||国枝栄||[[シルク (競馬)|(有)シルク]] |
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− | |style="text-align:center"|第24回||[[2019年]]10月13日||[[クロノジェネシス]] | + | |style="text-align:center"|第24回||[[2019年]]10月13日||[[クロノジェネシス]]||1:59.9||[[北村友一]]||[[斉藤崇史]]||(有)サンデーレーシング |
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− | |style="text-align:center"|第25回||[[2020年]]10月18日||[[デアリングタクト]] | + | |style="text-align:center"|第25回||[[2020年]]10月18日||[[デアリングタクト]]||2:00.6||[[松山弘平]]||[[杉山晴紀]]||[[ノルマンディーサラブレッドレーシング|(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング]] |
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− | |style="text-align:center"|第26回||[[2021年]]10月17日||[[アカイトリノムスメ]] | + | |style="text-align:center"|第26回||[[2021年]]10月17日||[[アカイトリノムスメ]]||2:01.2||[[戸崎圭太]]||国枝栄||金子真人ホールディングス(株) |
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− | |style="text-align:center"|第27回||[[2022年]]10月16日||[[スタニングローズ]] | + | |style="text-align:center"|第27回||[[2022年]]10月16日||[[スタニングローズ]]||1:58.6||[[坂井瑠星]]||高野友和||(有)サンデーレーシング |
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− | |style="text-align:center"|第28回||[[2023年]]10月15日||[[リバティアイランド]] | + | |style="text-align:center"|第28回||[[2023年]]10月15日||[[リバティアイランド]]||2:01.1||[[川田将雅]]||[[中内田充正]]||(有)サンデーレーシング |
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2024年1月12日 (金) 23:32時点における版
秋華賞 | |
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260px 第17回秋華賞 | |
開催国 | 日本 |
主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 京都競馬場 |
創設 | 1996年10月20日 |
距離 | 芝2000m |
格付け | GI |
賞金 |
1着賞金8900万円 |
出走条件 | サラ系3歳牝馬(国際)(指定) |
負担重量 | 馬齢(55kg) |
秋華賞(しゅうかしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞レース(GI)である。
「秋華」とは、中国の詩人である杜甫や張衡が「あきのはな」として詩のなかで用いた言葉。「秋」は大きな実りを表し、「華」は名誉・盛り・容姿が美しいという意味がこめられている。
正賞は京都市長賞、日本馬主協会連合会会長賞。
概要
1996年に新設された、4歳(現:3歳)牝馬限定のGIレース。その後エリザベス女王杯へ向かう馬も多く、エリザベス女王杯へ向けた前哨戦としての意味合いも持っている。施行距離は創設以来、京都競馬場・芝2000m(内回り)で変わっていない。
1995年まではエリザベス女王杯が4歳(現:3歳)牝馬三冠の最終戦として行われていたが、1996年よりエリザベス女王杯が古馬にも開放され4歳(現:3歳)以上の牝馬限定戦となったため、新たな4歳(現:3歳)牝馬限定のGIレースとして新設された。
創設時から外国産馬・地方競馬所属馬が出走可能となっていたほか、2009年からは外国馬も出走可能な国際レースとなった。
レース条件
以下の内容は、2014年現在のもの。
- 出走資格:サラ系3歳牝馬(出走可能頭数:最大18頭)
- JRA所属馬(外国産馬含む)
- 地方競馬所属馬(後述)
- 外国調教馬(9頭まで、優先出走)
- 未出走馬・未勝利馬は出走できない。
- 負担重量:馬齢(55kg)
出馬投票を行った馬のうち、優先出走権をもっている馬から優先して割り当て、その他の馬は収得賞金の総計が多い順に出走できる(残る1枠が複数の同収得金額馬だった場合は抽選で出走馬が決まる)。
優先出走権
出馬投票を行った外国馬は優先出走できる。
JRA所属馬・地方競馬所属馬は以下のトライアルレースで所定の成績を収めた場合に優先出走権が付与される。
- トライアルレース
レース名 | 格・条件 | 競馬場 | 距離 | 必要な着順 |
---|---|---|---|---|
紫苑ステークス | オープン | 中山競馬場 | 芝2000m | 2着以内 |
ローズステークス | GII | 阪神競馬場 | 芝1800m | 3着以内 |
地方競馬所属馬は上記のほか、桜花賞・優駿牝馬(オークス)優勝馬が優先出走できる。
また、同年に行われる3歳クラシックレース(牡牝混合のものも含む)およびNHKマイルカップの2着以内馬も出走できる。
賞金
2014年の1着賞金は8900万円で、以下2着3600万円、3着2200万円、4着1300万円、5着890万円。
歴史
- 1996年 - 4歳(現:3歳)牝馬によるGIレースとして創設、京都競馬場・芝2000m(内回り)で施行。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳牝馬」に変更。
- 2003年 - 負担重量を「馬齢重量」に変更。
- 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、格付表記をJpnIに変更。
- 2009年
- 国際レースに変更され、外国調教馬が9頭まで出走可能となる。
- 格付表記をGI(国際格付)に変更。
歴代優勝馬
秋華賞の記録
- レースレコード - 1:57.0(第19回優勝馬ショウナンパンドラ)
備考
- 1996年〜2006年の格付表記は、JRAの独自グレード。
外部リンク
- 今週の注目レース(第20回秋華賞) - 日本中央競馬会
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