「エリザベス女王杯」の版間の差分

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{{競馬のレース
 
|馬場    = 芝
 
|馬場    = 芝
 
|レース名  = エリザベス女王杯<br />Queen Elizabeth II  
 
|レース名  = エリザベス女王杯<br />Queen Elizabeth II  
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[[File:Snow-Fairy20111113.jpg|250px|thumb|第36回優勝馬[[スノーフェアリー]]]]
 
[[File:Snow-Fairy20111113.jpg|250px|thumb|第36回優勝馬[[スノーフェアリー]]]]
 
[[File:メイショウマンボ - 第38回エリザベス女王杯 - Meisho Mambo - 38th The Queen Elizabeth II Cup (Kyoto Racecourse) (10776431533).jpg|250px|thumb|第38回優勝馬[[メイショウマンボ]]]]
 
[[File:メイショウマンボ - 第38回エリザベス女王杯 - Meisho Mambo - 38th The Queen Elizabeth II Cup (Kyoto Racecourse) (10776431533).jpg|250px|thumb|第38回優勝馬[[メイショウマンボ]]]]
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1970年から1975年まで京都競馬場の芝2400mで行われていた4歳（現3歳）牝馬限定の重賞「'''[[ビクトリアカップ]]'''」が本レースの前身で、中央競馬における4歳[[三冠 (競馬)#3歳三冠|牝馬三冠]]レースの最終戦に位置づけられていた。
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1970年から1975年まで京都競馬場の芝2400mで行われていた4歳（現：3歳）牝馬限定の重賞「'''[[ビクトリアカップ]]'''」が本レースの前身で、中央競馬における4歳（現：3歳）[[三冠 (競馬)#3歳三冠|牝馬三冠]]レースの最終戦に位置づけられていた。
  
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1975年に[[エリザベス2世 (イギリス女王)|エリザベス女王]]が来日したことを記念し、1976年に「'''エリザベス女王杯'''」が創設。距離やレース条件はビクトリアカップを踏襲したが、回次は新たに第1回とされた。以来1995年まで、京都競馬場の芝2400mで4歳牝馬限定レースとして施行していた。
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1975年に[[エリザベス2世 (イギリス女王)|エリザベス女王]]が来日したことを記念し、1976年に「'''エリザベス女王杯'''」が創設。距離やレース条件はビクトリアカップを踏襲したが、回次は新たに第1回とされた。以来1995年まで、京都競馬場の芝2400mで4歳（現：3歳）牝馬限定レースとして施行していた。
  
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1996年に牝馬レース体系が見直され、本レースのレース条件が「4歳牝馬」から「4歳<u>以上</u>牝馬」に変更、あわせて施行距離も芝2200mに短縮され、さらに同年からは本レースに代わる4歳牝馬三冠の最終戦として「[[秋華賞]]」が新設された。これにより、本レースは牝馬三冠路線を歩んできた4歳牝馬と古馬牝馬の実績馬が集い、女王を争うレースへと位置づけが大きく変わった。
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1996年に牝馬レース体系が見直され、本レースのレース条件が「4歳（現：3歳）牝馬」から「4歳（現：3歳）<u>以上</u>牝馬」に変更、あわせて施行距離も芝2200mに短縮され、さらに同年からは本レースに代わる4歳（現：3歳）牝馬三冠の最終戦として「[[秋華賞]]」が新設された。これにより、本レースは牝馬三冠路線を歩んできた4歳（現：3歳）牝馬と古馬牝馬の実績馬が集い、女王を争うレースへと位置づけが大きく変わった。
  
 
1995年から指定交流レースとして行われ、所定の成績をあげた地方競馬所属馬も出走が認められるようになった。1999年からは外国馬も出走可能な国際レースに指定、2008年からは[[ジャパン・オータムインターナショナル]]のひとつとして行われるようになった。
 
1995年から指定交流レースとして行われ、所定の成績をあげた地方競馬所属馬も出走が認められるようになった。1999年からは外国馬も出走可能な国際レースに指定、2008年からは[[ジャパン・オータムインターナショナル]]のひとつとして行われるようになった。
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; 指定外国レース
 
; 指定外国レース
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!開催国・レース名!!格!!競馬場!!距離!!指定年
 
!開催国・レース名!!格!!競馬場!!距離!!指定年
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|[[ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス]]||G1||[[アスコット競馬場|アスコット]]||芝12f||2013年 -  
 
|[[ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス]]||G1||[[アスコット競馬場|アスコット]]||芝12f||2013年 -  
 
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; 褒賞金の額
 
; 褒賞金の額
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!本レース1着馬!!本レース2着馬!!本レース3着馬
 
!本レース1着馬!!本レース2着馬!!本レース3着馬
 
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== 歴史 ==
 
== 歴史 ==
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* [[1976年]] - 4歳（現3歳）牝馬限定の重賞レースとして創設、京都競馬場の芝2400mで施行。
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* [[1976年]] - 4歳（現：3歳）牝馬限定の重賞レースとして創設、京都競馬場の芝2400mで施行。
 
* [[1979年]] - 京都競馬場の改修工事により[[阪神競馬場]]の芝2400mで施行。
 
* [[1979年]] - 京都競馬場の改修工事により[[阪神競馬場]]の芝2400mで施行。
 
* [[1984年]] - グレード制施行によりGIに格付け。
 
* [[1984年]] - グレード制施行によりGIに格付け。
 
* [[1996年]]
 
* [[1996年]]
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** 出走資格を「4歳牝馬」から「4歳以上牝馬」に変更。
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** 出走資格を「4歳（現：3歳）牝馬」から「4歳（現：3歳）以上牝馬」に変更。
 
** 施行距離を芝2200mに変更。
 
** 施行距離を芝2200mに変更。
 
* [[1999年]] - 国際レースに指定。
 
* [[1999年]] - 国際レースに指定。
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** 「エリザベス女王即位60年記念」の副題をつけて施行。
 
** 「エリザベス女王即位60年記念」の副題をつけて施行。
 
* [[2013年]] - レース名の欧文表記を「{{Lang|en|Queen Elizabeth II Cup}}」に変更。
 
* [[2013年]] - レース名の欧文表記を「{{Lang|en|Queen Elizabeth II Cup}}」に変更。
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* [[2020年]]〜[[2022年]] - 京都競馬場の改修工事により阪神競馬場の芝2200mで施行。
 
=== 歴代優勝馬 ===
 
=== 歴代優勝馬 ===
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※馬齢は、[[2000年]]以前も現行表記（国際基準）に揃えている。
 
{| class="wikitable"
 
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!回数!!施行日!!優勝馬!!性齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
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!回数!!施行日!!優勝馬!!馬齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
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|style="text-align:center"|第1回||[[1976年]][[11月21日]]||[[ディアマンテ (競走馬)|ディアマンテ]]||style="text-align:center"|3||2:28.5||[[松田幸春]]||[[稲葉幸夫]]||佐藤弘嘉
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|style="text-align:center"|第2回||[[1977年]][[11月20日]]||[[インターグロリア]]||style="text-align:center"|3||2:28.7||[[福永洋一]]||[[柳田次男]]||松岡正雄
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|style="text-align:center"|第3回||[[1978年]][[11月19日]]||[[リードスワロー]]||style="text-align:center"|3||2:29.1||[[武邦彦]]||[[服部正利]]||熊本芳雄
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|style="text-align:center"|第4回||[[1979年]][[11月18日]]||[[ミスカブラヤ]]||style="text-align:center"|3||2:32.6||[[岡部幸雄]]||[[西塚十勝]]||（有）鏑矢
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|style="text-align:center"|第5回||[[1980年]][[11月16日]]||[[ハギノトップレディ]]||style="text-align:center"|3||2:27.9||[[伊藤清章]]||[[伊藤修司]]||日隈広吉
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|style="text-align:center"|第6回||[[1981年]][[11月15日]]||[[アグネステスコ]]||style="text-align:center"|3||2:28.1||[[西浦勝一]]||[[久保道雄]]||[[渡辺孝男 (馬主)|渡辺孝男]]
 
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|style="text-align:center"|第1回||[[1976年]][[11月21日]]||[[ディアマンテ (競走馬)|ディアマンテ]]||牝3||2:28.5||[[松田幸春]]||[[稲葉幸夫]]||佐藤弘嘉
+
|style="text-align:center"|第7回||[[1982年]]11月21日||[[ビクトリアクラウン]]||style="text-align:center"|3||2:29.2||[[嶋田功]]||稲葉幸夫||飯田正
 
|-
 
|-
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|style="text-align:center"|第2回||[[1977年]][[11月20日]]||[[インターグロリア]]||牝3||2:28.7||[[福永洋一]]||[[柳田次男]]||松岡正雄
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|style="text-align:center"|第8回||[[1983年]]11月20日||[[ロンググレイス]]||style="text-align:center"|3||2:30.1||[[河内洋]]||[[小林稔 (調教師)|小林稔]]||中井長一
 
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|style="text-align:center"|第3回||[[1978年]][[11月19日]]||[[リードスワロー]]||牝3||2:29.1||[[武邦彦]]||[[服部正利]]||熊本芳雄
+
|style="text-align:center"|第9回||[[1984年]][[11月4日]]||[[キョウワサンダー]]||style="text-align:center"|3||2:28.4||[[樋口弘]]||[[吉岡八郎]]||浅川吉男
 
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|style="text-align:center"|第4回||[[1979年]][[11月18日]]||[[ミスカブラヤ]]||牝3||2:32.6||[[岡部幸雄]]||[[西塚十勝]]||（有）鏑矢
+
|style="text-align:center"|第10回||[[1985年]][[11月3日]]||[[リワードウイング]]||style="text-align:center"|3||2:26.8||[[内田国夫]]||[[鶴留明雄]]||宮崎忠比古
 
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|style="text-align:center"|第5回||[[1980年]][[11月16日]]||[[ハギノトップレディ]]||牝3||2:27.9||[[伊藤清章]]||[[伊藤修司]]||日隈広吉
+
|style="text-align:center"|第11回||[[1986年]][[11月2日]]||[[メジロラモーヌ]]||style="text-align:center"|3||2:29.1||河内洋||[[奥平真治]]||[[メジロ牧場|（有）メジロ牧場]]
 
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|style="text-align:center"|第6回||[[1981年]][[11月15日]]||[[アグネステスコ]]||牝3||2:28.1||[[西浦勝一]]||[[久保道雄]]||[[渡辺孝男 (馬主)|渡辺孝男]]
+
|style="text-align:center"|第12回||[[1987年]]11月15日||[[タレンティドガール]]||style="text-align:center"|3||2:29.3||[[蛯沢誠治]]||[[栗田博憲]]||飯田政子
 
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|style="text-align:center"|第7回||[[1982年]]11月21日||[[ビクトリアクラウン]]||牝3||2:29.2||[[嶋田功]]||稲葉幸夫||飯田正
+
|style="text-align:center"|第13回||[[1988年]][[11月13日]]||[[ミヤマポピー]]||style="text-align:center"|3||2:27.2||松田幸春||[[松田由太郎]]||大宮良吾
 
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|style="text-align:center"|第8回||[[1983年]]11月20日||[[ロンググレイス]]||牝3||2:30.1||[[河内洋]]||[[小林稔 (調教師)|小林稔]]||中井長一
+
|style="text-align:center"|第14回||[[1989年]][[11月12日]]||[[サンドピアリス]]||style="text-align:center"|3||2:28.8||[[岸滋彦]]||[[吉永忍]]||（株）ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
 
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|style="text-align:center"|第9回||[[1984年]][[11月4日]]||[[キョウワサンダー]]|||牝3||2:28.4||[[樋口弘]]||[[吉岡八郎]]||浅川吉男
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|style="text-align:center"|第15回||[[1990年]][[11月11日]]||[[キョウエイタップ]]||style="text-align:center"|3||2:25.5||[[横山典弘]]||[[稗田研二]]||松岡正雄
 
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|style="text-align:center"|第10回||[[1985年]][[11月3日]]||[[リワードウイング]]||牝3||2:26.8||[[内田国夫]]||[[鶴留明雄]]||宮崎忠比古
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|style="text-align:center"|第16回||[[1991年]][[11月10日]]||[[リンデンリリー]]||style="text-align:center"|3||2:29.6||[[岡潤一郎]]||[[野元昭]]||林田秋利
 
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|style="text-align:center"|第11回||[[1986年]][[11月2日]]||[[メジロラモーヌ]]||牝3||2:29.1||河内洋||[[奥平真治]]||[[メジロ牧場|（有）メジロ牧場]]
+
|style="text-align:center"|第17回||[[1992年]]11月15日||[[タケノベルベット]]||style="text-align:center"|3||2:27.1||[[藤田伸二]]||小林稔||武岡大佶
 
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|style="text-align:center"|第12回||[[1987年]]11月15日||[[タレンティドガール]]||牝3||2:29.3||[[蛯沢誠治]]||[[栗田博憲]]||飯田政子
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|style="text-align:center"|第18回||[[1993年]][[11月14日]]||[[ホクトベガ]]||style="text-align:center"|3||2:24.9||[[加藤和宏 (JRA)|加藤和宏]]||[[中野隆良]]||金森森商事（株）
 
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|style="text-align:center"|第13回||[[1988年]][[11月13日]]||[[ミヤマポピー]]||牝3||2:27.2||松田幸春||[[松田由太郎]]||大宮良吾
+
|style="text-align:center"|第19回||[[1994年]]11月13日||[[ヒシアマゾン]]||style="text-align:center"|3||2:24.3||[[中舘英二]]||中野隆良||[[阿部雅一郎]]
 
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|style="text-align:center"|第14回||[[1989年]][[11月12日]]||[[サンドピアリス]]||牝3||2:28.8||[[岸滋彦]]||[[吉永忍]]||（株）ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
+
|style="text-align:center"|第20回||[[1995年]]11月12日||[[サクラキャンドル]]||style="text-align:center"|3||2:27.2||[[小島太]]||[[境勝太郎]]||[[さくらコマース|（株）さくらコマース]]
 
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|style="text-align:center"|第15回||[[1990年]][[11月11日]]||[[キョウエイタップ]]||牝3||2:25.5||[[横山典弘]]||[[稗田研二]]||松岡正雄
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|style="text-align:center"|第21回||[[1996年]]11月10日||[[ダンスパートナー]]||style="text-align:center"|4||2:14.3||[[四位洋文]]||[[白井寿昭]]||[[吉田勝己]]
 
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|style="text-align:center"|第16回||[[1991年]][[11月10日]]||[[リンデンリリー]]||牝3||2:29.6||[[岡潤一郎]]||[[野元昭]]||林田秋利
+
|style="text-align:center"|第22回||[[1997年]][[11月9日]]||[[エリモシック]]||style="text-align:center"|4||2:12.5||[[的場均]]||[[沖芳夫]]||山本慎一
 
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|style="text-align:center"|第17回||[[1992年]]11月15日||[[タケノベルベット]]||牝3||2:27.1||[[藤田伸二]]||小林稔||武岡大佶
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|style="text-align:center"|第23回||[[1998年]]11月15日||[[メジロドーベル]]||style="text-align:center"|4||2:12.8||[[吉田豊]]||[[大久保洋吉]]||[[メジロ商事|メジロ商事（株）]]
 
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|style="text-align:center"|第18回||[[1993年]][[11月14日]]||[[ホクトベガ]]||牝3||2:24.9||[[加藤和宏 (JRA)|加藤和宏]]||[[中野隆良]]||金森森商事（株）
+
|style="text-align:center"|第24回||[[1999年]]11月14日||メジロドーベル||style="text-align:center"|5||2:13.5||吉田豊||大久保洋吉||メジロ商事（株）
 
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|style="text-align:center"|第19回||[[1994年]]11月13日||[[ヒシアマゾン]]||牝3||2:24.3||[[中舘英二]]||中野隆良||[[阿部雅一郎]]
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|style="text-align:center"|第25回||[[2000年]]11月12日||[[ファレノプシス]]||style="text-align:center"|5||2:12.8||[[松永幹夫]]||[[浜田光正]]||[[ノースヒルズマネジメント|（有）ノースヒルズマネジメント]]
 
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|style="text-align:center"|第20回||[[1995年]]11月12日||[[サクラキャンドル]]||牝3||2:27.2||[[小島太]]||[[境勝太郎]]||[[さくらコマース|（株）さくらコマース]]
+
|style="text-align:center"|第26回||[[2001年]]11月11日||[[トゥザヴィクトリー]]||style="text-align:center"|5||2:11.2||[[武豊]]||[[池江泰郎]]||[[金子真人]]
 
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|style="text-align:center"|第21回||[[1996年]]11月10日||[[ダンスパートナー]]||牝4||2:14.3||[[四位洋文]]||[[白井寿昭]]||[[吉田勝己]]
+
|style="text-align:center"|第27回||[[2002年]]11月10日||[[ファインモーション]]||style="text-align:center"|3||2:13.2||武豊||[[伊藤雄二]]||伏木田達男
 
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|style="text-align:center"|第22回||[[1997年]][[11月9日]]||[[エリモシック]]||牝4||2:12.5||[[的場均]]||[[沖芳夫]]||山本慎一
+
|style="text-align:center"|第28回||[[2003年]]11月16日||[[アドマイヤグルーヴ]]||style="text-align:center"|3||2:11.8||武豊||[[橋田満]]||[[近藤利一]]
 
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|style="text-align:center"|第23回||[[1998年]]11月15日||[[メジロドーベル]]||牝4||2:12.8||[[吉田豊]]||[[大久保洋吉]]||[[メジロ商事|メジロ商事（株）]]
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|style="text-align:center"|第29回||[[2004年]]11月14日||アドマイヤグルーヴ||style="text-align:center"|4||2:13.6||武豊||橋田満||近藤利一
 
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|style="text-align:center"|第24回||[[1999年]]11月14日||メジロドーベル||牝5||2:13.5||吉田豊||大久保洋吉||メジロ商事（株）
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|style="text-align:center"|第30回||[[2005年]]11月13日||[[スイープトウショウ]]||style="text-align:center"|4||2:12.5||[[池添謙一]]||鶴留明雄||[[トウショウ産業|トウショウ産業（株）]]
 
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|style="text-align:center"|第25回||[[2000年]]11月12日||[[ファレノプシス]]||牝5||2:12.8||[[松永幹夫]]||[[浜田光正]]||[[ノースヒルズマネジメント|（有）ノースヒルズマネジメント]]
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|style="text-align:center"|第31回||[[2006年]]11月12日||[[フサイチパンドラ]]||style="text-align:center"|3||2:11.6||[[福永祐一]]||白井寿昭||[[関口房朗]]
 
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−
|style="text-align:center"|第26回||[[2001年]]11月11日||[[トゥザヴィクトリー]]||牝5||2:11.2||[[武豊]]||[[池江泰郎]]||[[金子真人]]
+
|style="text-align:center"|第32回||[[2007年]]11月11日||[[ダイワスカーレット]]||style="text-align:center"|3||2:11.9||[[安藤勝己]]||松田国英||[[大城敬三]]
 
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|style="text-align:center"|第27回||[[2002年]]11月10日||[[ファインモーション]]||牝3||2:13.2||武豊||[[伊藤雄二]]||伏木田達男
+
|style="text-align:center"|第33回||[[2008年]]11月16日||[[リトルアマポーラ]]||style="text-align:center"|3||2:12.1||[[クリストフ・ルメール|C.ルメール]]||[[長浜博之]]||[[社台レースホース|（有）社台レースホース]]
 
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|style="text-align:center"|第28回||[[2003年]]11月16日||[[アドマイヤグルーヴ]]||牝3||2:11.8||武豊||[[橋田満]]||[[近藤利一]]
+
|style="text-align:center"|第34回||[[2009年]]11月15日||[[クィーンスプマンテ]]||style="text-align:center"|5||2:13.6||[[田中博康]]||[[小島茂之 (調教師)|小島茂之]]||[[グリーンファーム|（株）グリーンファーム]]
 
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|style="text-align:center"|第29回||[[2004年]]11月14日||アドマイヤグルーヴ||牝4||2:13.6||武豊||橋田満||近藤利一
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|style="text-align:center"|第35回||[[2010年]]11月14日||[[スノーフェアリー]]||style="text-align:center"|3||2:12.5||[[ライアン・ムーア|R.ムーア]]||[[エドワード・ダンロップ|E.ダンロップ]]||アナモイン社
 
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|style="text-align:center"|第30回||[[2005年]]11月13日||[[スイープトウショウ]]||牝4||2:12.5||[[池添謙一]]||鶴留明雄||[[トウショウ産業|トウショウ産業（株）]]
+
|style="text-align:center"|第36回||[[2011年]]11月13日||スノーフェアリー||style="text-align:center"|4||2:11.6||R.ムーア||E.ダンロップ||アナモイン社
 
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|style="text-align:center"|第31回||[[2006年]]11月12日||[[フサイチパンドラ]]||牝3||2:11.6||[[福永祐一]]||白井寿昭||[[関口房朗]]
+
|style="text-align:center"|第37回||[[2012年]]11月11日||[[レインボーダリア]]||style="text-align:center"|5||2:16.3||[[柴田善臣]]||[[二ノ宮敬宇]]||[[田中由子 (馬主)|田中由子]]
 
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|style="text-align:center"|第32回||[[2007年]]11月11日||[[ダイワスカーレット]]||牝3||2:11.9||[[安藤勝己]]||松田国英||[[大城敬三]]
+
|style="text-align:center"|第38回||[[2013年]]11月10日||[[メイショウマンボ]]||style="text-align:center"|3||2:16.6||[[武幸四郎]]||[[飯田明弘]]||[[松本好雄]]
 
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|style="text-align:center"|第33回||[[2008年]]11月16日||[[リトルアマポーラ]]||牝3||2:12.1||[[クリストフ・ルメール|C.ルメール]]||[[長浜博之]]||[[社台レースホース|（有）社台レースホース]]
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|style="text-align:center"|第39回||[[2014年]]11月16日||[[ラキシス (競走馬)|ラキシス]]||style="text-align:center"|4||2:12.3||[[川田将雅]]||[[角居勝彦]]||大島昌也
 
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|style="text-align:center"|第34回||[[2009年]]11月15日||[[クィーンスプマンテ]]||牝5||2:13.6||[[田中博康]]||[[小島茂之 (調教師)|小島茂之]]||[[グリーンファーム|（株）グリーンファーム]]
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|style="text-align:center"|第40回||[[2015年]]11月15日||マリアライト||style="text-align:center"|4||2:14.9||[[蛯名正義]]||[[久保田貴士]]||[[キャロットファーム|（有）キャロットファーム]]
 
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|style="text-align:center"|第35回||[[2010年]]11月14日||[[スノーフェアリー]]||牝3||2:12.5||[[ライアン・ムーア|R.ムーア]]||[[エドワード・ダンロップ|E.ダンロップ]]||アナモイン社
+
|style="text-align:center"|第41回||[[2016年]]11月13日||[[クイーンズリング]]||style="text-align:center"|4||2:12.9||[[ミルコ・デムーロ|M.デムーロ]]||吉村圭司||吉田千津
 
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|style="text-align:center"|第36回||[[2011年]]11月13日||スノーフェアリー||牝4||2:11.6||R.ムーア||E.ダンロップ||アナモイン社
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|style="text-align:center"|第42回||[[2017年]]11月12日||モズカッチャン||style="text-align:center"|3||2:14.3||M.デムーロ||[[鮫島一歩]]||（株）キャピタル・システム
 
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|style="text-align:center"|第37回||[[2012年]]11月11日||[[レインボーダリア]]||牝5||2:16.3||[[柴田善臣]]||[[二ノ宮敬宇]]||[[田中由子 (馬主)|田中由子]]
+
|style="text-align:center"|第43回||[[2018年]]11月11日||[[リスグラシュー]]||style="text-align:center"|4||2:13.1||[[ジョアン・モレイラ|J.モレイラ]]||[[矢作芳人]]||（有）キャロットファーム
 
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|style="text-align:center"|第38回||[[2013年]]11月10日||[[メイショウマンボ]]||牝3||2:16.6||[[武幸四郎]]||[[飯田明弘]]||[[松本好雄]]
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|style="text-align:center"|第44回||[[2019年]]11月10日||[[ラッキーライラック]]||style="text-align:center"|4||2:14.1||[[クリストフ・スミヨン|C.スミヨン]]||松永幹夫||[[サンデーレーシング|（有）サンデーレーシング]]
 
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|style="text-align:center"|第39回||[[2014年]]11月16日||[[ラキシス (競走馬)|ラキシス]]||牝4||2:12.3||[[川田将雅]]||[[角居勝彦]]||大島昌也
+
|style="text-align:center"|第45回||[[2020年]]11月15日||ラッキーライラック||style="text-align:center"|5||2:10.3||C.ルメール||松永幹夫||（有）サンデーレーシング
 
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|style="text-align:center"|第40回||[[2015年]]11月15日||マリアライト||牝4||2:14.9||[[蛯名正義]]||[[久保田貴士]]||[[キャロットファーム|（有）キャロットファーム]]
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|style="text-align:center"|第46回||[[2021年]]11月14日||[[アカイイト (競走馬)|アカイイト]]||style="text-align:center"|4||2:12.1||[[幸英明]]||[[中竹和也]]||岡浩二
 
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|style="text-align:center"|第41回||[[2016年]]11月13日||[[クイーンズリング]]||牝4||2:12.9||[[ミルコ・デムーロ|M.デムーロ]]||吉村圭司||吉田千津
+
|style="text-align:center"|第47回||[[2022年]]11月13日||[[ジェラルディーナ (競走馬)|ジェラルディーナ]]||style="text-align:center"|4||2:13.0||[[クリスチャン・デムーロ|C.デムーロ]]||[[斉藤崇史]]||（有）サンデーレーシング
 
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|style="text-align:center"|第42回||[[2017年]]11月12日||モズカッチャン||牝3||2:14.3||M.デムーロ||[[鮫島一歩]]||（株）キャピタル・システム
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|style="text-align:center"|第48回||[[2023年]]11月12日||[[ブレイディヴェーグ]]||style="text-align:center"|3||2:12.6||C.ルメール||[[宮田敬介]]||（有）サンデーレーシング
 
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== 脚注 ==
 
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* 1984年〜2006年の格付表記は、JRAの独自グレード。
 
* 1984年〜2006年の格付表記は、JRAの独自グレード。
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* 第31回は[[カワカミプリンセス]]が1位で入線したが最後の直線入口で他馬の進路を妨害したとして審議の結果12着に降着処分、2位に入線したフサイチパンドラが繰り上がりで優勝となった（参考：カワカミプリンセスの走破時計 2:11.4）。
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* 第31回は[[カワカミプリンセス]]が1位で入線したが、最後の直線の入口で他馬の進路を妨害したとして審議の結果、12着に降着処分、2位に入線したフサイチパンドラが繰り上がりで優勝となった（参考：カワカミプリンセスのレースタイム 2:11.4）。
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==

2024年11月10日 (日) 21:49時点における最新版

エリザベス女王杯
Queen Elizabeth II
300px
第39回エリザベス女王杯
開催国 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 京都競馬場
創設 1976年11月21日
距離 芝2200m
格付け GI
賞金 1着賞金9000万円
出走条件 サラ系3歳以上牝馬（国際）（指定）
負担重量 定量（3歳54kg、4歳以上56kg）
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エリザベス女王杯（エリザベスじょおうはい）は、日本中央競馬会（JRA）が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞レース（GI）である。

正賞はエリザベス女王杯、京都府知事賞、日本馬主協会連合会会長賞。

概要

ファイル:Little Amapola -33rd QEII Commemorative Cup.jpg
第33回優勝馬リトルアマポーラ
ファイル:Snow-Fairy20111113.jpg
第36回優勝馬スノーフェアリー
ファイル:メイショウマンボ - 第38回エリザベス女王杯 - Meisho Mambo - 38th The Queen Elizabeth II Cup (Kyoto Racecourse) (10776431533).jpg
第38回優勝馬メイショウマンボ

1970年から1975年まで京都競馬場の芝2400mで行われていた4歳（現：3歳）牝馬限定の重賞「ビクトリアカップ」が本レースの前身で、中央競馬における4歳（現：3歳）牝馬三冠レースの最終戦に位置づけられていた。

1975年にエリザベス女王が来日したことを記念し、1976年に「エリザベス女王杯」が創設。距離やレース条件はビクトリアカップを踏襲したが、回次は新たに第1回とされた。以来1995年まで、京都競馬場の芝2400mで4歳（現：3歳）牝馬限定レースとして施行していた。

1996年に牝馬レース体系が見直され、本レースのレース条件が「4歳（現：3歳）牝馬」から「4歳（現：3歳）以上牝馬」に変更、あわせて施行距離も芝2200mに短縮され、さらに同年からは本レースに代わる4歳（現：3歳）牝馬三冠の最終戦として「秋華賞」が新設された。これにより、本レースは牝馬三冠路線を歩んできた4歳（現：3歳）牝馬と古馬牝馬の実績馬が集い、女王を争うレースへと位置づけが大きく変わった。

1995年から指定交流レースとして行われ、所定の成績をあげた地方競馬所属馬も出走が認められるようになった。1999年からは外国馬も出走可能な国際レースに指定、2008年からはジャパン・オータムインターナショナルのひとつとして行われるようになった。

2012年には英国王室と縁の深い関係を持つレースであることから、一般的に英国連邦以外では許可されないエリザベス女王即位60年記念「ダイヤモンドジュビリー」を日本で実施することについて特別に許可が下り、「エリザベス女王即位60年記念」の副題がつけられた。さらに従来は「Queen Elizabeth II Commemorative Cup」としていた欧文表記も、バッキンガム宮殿から特別の許可が下りたため2013年の第38回から「Queen Elizabeth II Cup」に改められた。

レース条件

以下の内容は、2015年現在のもの。

  • 出走資格：サラ系3歳以上牝馬（出走可能頭数：最大18頭）
    • JRA所属馬
    • 地方競馬所属馬（出走資格のある馬のみ）
    • 外国調教馬（9頭まで、優先出走）
  • 負担重量：定量（3歳54kg、4歳以上56kg）
    • 第1 - 20回は55kg。

出馬投票を行った馬のうち優先出走権を持つ馬から優先して割り当て、その他の馬は「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI（JpnI）レースの収得賞金」の総計が多い順に出走できる。

優先出走権

外国馬、およびレーティング順位の上位5頭（106ポンド以上）は優先出走が認められる。

JRA所属馬は、同年に行われた下表のレースで1着となった馬に優先出走権が与えられる。

レース名 格 競馬場 距離
府中牝馬ステークス GII 東京競馬場 芝1800m

地方競馬所属馬の出走権

地方競馬所属馬は同年に行われた下表のレースのいずれかで2着以内に入着すると、優先出走権が与えられる。

レース名 格 競馬場 距離
京都大賞典 GII 京都競馬場 芝2400m
府中牝馬ステークス GII 東京競馬場 芝1800m
秋華賞 GI 京都競馬場 芝2000m

上記のほか、以下の条件のいずれかに該当する馬にも出走資格が与えられる。

  • JRAで施行するGIレース（2歳GIレースは除く）の優勝馬
  • 指定された外国の国際G1レース（2歳G1レースは除く）の優勝馬
  • 地方競馬指定交流レースのGI・JpnIレース（2歳GI・JpnIレースは除く）の優勝馬

賞金

2015年の1着賞金は9000万円で、以下2着3600万円、3着2300万円、4着1400万円、5着900万円。

褒賞金制度

ジャパン・オータムインターナショナルに含まれるようになった2008年より、指定された外国のレースに優勝した馬が同年の本レースで優勝した場合は優勝賞金に加え褒賞金を交付している。

2015年現在の指定レースと金額は以下の通り。

指定外国レース
開催国・レース名 格 競馬場 距離 指定年
イギリスオークス G1 エプソム 芝12f10y 2008年 -
フランスオークス G1 シャンティイ 芝2100m
アイリッシュオークス G1 カラ 芝12f
ナッソーステークス G1 グッドウッド 芝9f192y
ヨークシャーオークス G1 ヨーク 芝12f
ヴェルメイユ賞 G1 ロンシャン 芝2400m
オペラ賞 G1 ロンシャン 芝2000m
プリティーポリーステークス G1 カラ 芝10f
ビヴァリーD・ステークス G1 アーリントンパーク 芝9.5f
フラワーボウルインビテーショナルステークス G1 ベルモントパーク 芝10f
ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス G1 アスコット 芝12f 2013年 -
褒賞金の額
本レース1着馬 本レース2着馬 本レース3着馬
5000万円 2000万円 1300万円

歴史

  • 1976年 - 4歳（現：3歳）牝馬限定の重賞レースとして創設、京都競馬場の芝2400mで施行。
  • 1979年 - 京都競馬場の改修工事により阪神競馬場の芝2400mで施行。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIに格付け。
  • 1996年
    • 出走資格を「4歳（現：3歳）牝馬」から「4歳（現：3歳）以上牝馬」に変更。
    • 施行距離を芝2200mに変更。
  • 1999年 - 国際レースに指定。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「4歳以上牝馬」から「3歳以上牝馬」に変更。
  • 2008年 - ジャパン・オータムインターナショナルシリーズに指定。
  • 2012年
    • 出走馬選定方法が変わり、レーティング上位5頭に優先出走を認める。
    • 「エリザベス女王即位60年記念」の副題をつけて施行。
  • 2013年 - レース名の欧文表記を「Queen Elizabeth II Cup」に変更。
  • 2020年〜2022年 - 京都競馬場の改修工事により阪神競馬場の芝2200mで施行。

歴代優勝馬

※馬齢は、2000年以前も現行表記（国際基準）に揃えている。

回数 施行日 優勝馬 馬齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1976年11月21日 ディアマンテ 3 2:28.5 松田幸春 稲葉幸夫 佐藤弘嘉
第2回 1977年11月20日 インターグロリア 3 2:28.7 福永洋一 柳田次男 松岡正雄
第3回 1978年11月19日 リードスワロー 3 2:29.1 武邦彦 服部正利 熊本芳雄
第4回 1979年11月18日 ミスカブラヤ 3 2:32.6 岡部幸雄 西塚十勝 （有）鏑矢
第5回 1980年11月16日 ハギノトップレディ 3 2:27.9 伊藤清章 伊藤修司 日隈広吉
第6回 1981年11月15日 アグネステスコ 3 2:28.1 西浦勝一 久保道雄 渡辺孝男
第7回 1982年11月21日 ビクトリアクラウン 3 2:29.2 嶋田功 稲葉幸夫 飯田正
第8回 1983年11月20日 ロンググレイス 3 2:30.1 河内洋 小林稔 中井長一
第9回 1984年11月4日 キョウワサンダー 3 2:28.4 樋口弘 吉岡八郎 浅川吉男
第10回 1985年11月3日 リワードウイング 3 2:26.8 内田国夫 鶴留明雄 宮崎忠比古
第11回 1986年11月2日 メジロラモーヌ 3 2:29.1 河内洋 奥平真治 （有）メジロ牧場
第12回 1987年11月15日 タレンティドガール 3 2:29.3 蛯沢誠治 栗田博憲 飯田政子
第13回 1988年11月13日 ミヤマポピー 3 2:27.2 松田幸春 松田由太郎 大宮良吾
第14回 1989年11月12日 サンドピアリス 3 2:28.8 岸滋彦 吉永忍 （株）ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
第15回 1990年11月11日 キョウエイタップ 3 2:25.5 横山典弘 稗田研二 松岡正雄
第16回 1991年11月10日 リンデンリリー 3 2:29.6 岡潤一郎 野元昭 林田秋利
第17回 1992年11月15日 タケノベルベット 3 2:27.1 藤田伸二 小林稔 武岡大佶
第18回 1993年11月14日 ホクトベガ 3 2:24.9 加藤和宏 中野隆良 金森森商事（株）
第19回 1994年11月13日 ヒシアマゾン 3 2:24.3 中舘英二 中野隆良 阿部雅一郎
第20回 1995年11月12日 サクラキャンドル 3 2:27.2 小島太 境勝太郎 （株）さくらコマース
第21回 1996年11月10日 ダンスパートナー 4 2:14.3 四位洋文 白井寿昭 吉田勝己
第22回 1997年11月9日 エリモシック 4 2:12.5 的場均 沖芳夫 山本慎一
第23回 1998年11月15日 メジロドーベル 4 2:12.8 吉田豊 大久保洋吉 メジロ商事（株）
第24回 1999年11月14日 メジロドーベル 5 2:13.5 吉田豊 大久保洋吉 メジロ商事（株）
第25回 2000年11月12日 ファレノプシス 5 2:12.8 松永幹夫 浜田光正 （有）ノースヒルズマネジメント
第26回 2001年11月11日 トゥザヴィクトリー 5 2:11.2 武豊 池江泰郎 金子真人
第27回 2002年11月10日 ファインモーション 3 2:13.2 武豊 伊藤雄二 伏木田達男
第28回 2003年11月16日 アドマイヤグルーヴ 3 2:11.8 武豊 橋田満 近藤利一
第29回 2004年11月14日 アドマイヤグルーヴ 4 2:13.6 武豊 橋田満 近藤利一
第30回 2005年11月13日 スイープトウショウ 4 2:12.5 池添謙一 鶴留明雄 トウショウ産業（株）
第31回 2006年11月12日 フサイチパンドラ 3 2:11.6 福永祐一 白井寿昭 関口房朗
第32回 2007年11月11日 ダイワスカーレット 3 2:11.9 安藤勝己 松田国英 大城敬三
第33回 2008年11月16日 リトルアマポーラ 3 2:12.1 C.ルメール 長浜博之 （有）社台レースホース
第34回 2009年11月15日 クィーンスプマンテ 5 2:13.6 田中博康 小島茂之 （株）グリーンファーム
第35回 2010年11月14日 スノーフェアリー 3 2:12.5 R.ムーア E.ダンロップ アナモイン社
第36回 2011年11月13日 スノーフェアリー 4 2:11.6 R.ムーア E.ダンロップ アナモイン社
第37回 2012年11月11日 レインボーダリア 5 2:16.3 柴田善臣 二ノ宮敬宇 田中由子
第38回 2013年11月10日 メイショウマンボ 3 2:16.6 武幸四郎 飯田明弘 松本好雄
第39回 2014年11月16日 ラキシス 4 2:12.3 川田将雅 角居勝彦 大島昌也
第40回 2015年11月15日 マリアライト 4 2:14.9 蛯名正義 久保田貴士 （有）キャロットファーム
第41回 2016年11月13日 クイーンズリング 4 2:12.9 M.デムーロ 吉村圭司 吉田千津
第42回 2017年11月12日 モズカッチャン 3 2:14.3 M.デムーロ 鮫島一歩 （株）キャピタル・システム
第43回 2018年11月11日 リスグラシュー 4 2:13.1 J.モレイラ 矢作芳人 （有）キャロットファーム
第44回 2019年11月10日 ラッキーライラック 4 2:14.1 C.スミヨン 松永幹夫 （有）サンデーレーシング
第45回 2020年11月15日 ラッキーライラック 5 2:10.3 C.ルメール 松永幹夫 （有）サンデーレーシング
第46回 2021年11月14日 アカイイト 4 2:12.1 幸英明 中竹和也 岡浩二
第47回 2022年11月13日 ジェラルディーナ 4 2:13.0 C.デムーロ 斉藤崇史 （有）サンデーレーシング
第48回 2023年11月12日 ブレイディヴェーグ 3 2:12.6 C.ルメール 宮田敬介 （有）サンデーレーシング
第49回 2024年11月10日 スタニングローズ 5 2:11.1 C.デムーロ 高野友和 （有）サンデーレーシング

エリザベス女王杯の記録

  • レースレコード - 2:11.2（第26回優勝馬 トゥザヴィクトリー）

関連項目

  • ビクトリアカップ - 前身のレース
  • 秋華賞 - 本レースに代わって1996年に創設された3歳牝馬三冠最終戦
  • ヴィクトリアマイル - 春の古馬牝馬女王決定戦
  • サンドリンガム賞（Prix de Sandringham） - フランスのG2戦。フランスオークス（ディアヌ賞）の前哨戦、リラ賞として行われていたが1972年にエリザベス女王がロンシャン競馬場の観戦に訪れた際にエリザベス女王杯（Coupe de Sa Majesté la Reine Elizabeth）と改名された。のちに、エリザベス女王が所有する王室牧場にちなんでサンドリンガム賞と改称された

脚注

  • 1984年〜2006年の格付表記は、JRAの独自グレード。
  • 第31回はカワカミプリンセスが1位で入線したが、最後の直線の入口で他馬の進路を妨害したとして審議の結果、12着に降着処分、2位に入線したフサイチパンドラが繰り上がりで優勝となった（参考：カワカミプリンセスのレースタイム 2:11.4）。

外部リンク

表・話・編・歴
ジャパン・オータムインターナショナル
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