愛媛大学
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愛媛大学(えひめだいがく、英語: Ehime University)は、愛媛県松山市道後樋又10番13号に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は愛大(あいだい)。
概観
1949年 旧制の松山高等学校・愛媛師範学校・愛媛青年師範学校・新居浜高等工業学校を母体とし、文理学部・教育学部・工学部の3学部で新制大学として発足。現在、法文学部・教育学部・社会共創学部・理学部・医学部・工学部・農学部の6学部6研究科から成る。
キャンパスは城北(松山市文京町、地図)、樽味(同市樽味、地図)、持田(同市持田、地図)、重信(東温市志津川、地図)の4地区に分かれている。
持田地区には教育学部の附属である幼稚園、小学校、中学校があり、樽味キャンパスには附属高校が併設されている。城北キャンパスは、太平洋戦争末期の沖縄防衛戦で最後まで奮闘し全員が玉砕(戦死)した旧日本陸軍の第22連隊の錬兵場の跡地であるが、戦後愛媛大学の教育学部が設置され、その後他の学部が移転してきた。通りを挟んで西に松山大学や愛媛県立松山北高等学校が隣接しているなど文教地区を形成している。また、通りをはさんだ東には松山赤十字病院がある。
愛媛大学憲章
「学生中心の大学・地域とともに輝く大学・世界とつながる大学」を目標にしている。
研究
- 21世紀COEプログラム
- 2004年
- 学際・複合・新領域
- 沿岸環境科学研究拠点
- 学際・複合・新領域
- グローバルCOEプログラム
- 2008年
- 数学、物理学、地球科学分野
- 先進的実験と理論による地球深部物質学拠点
- 数学、物理学、地球科学分野
*2007年
- 学際、複合、新領域分野
- 化学物質の環境科学教育研究拠点
- 学際、複合、新領域分野
他大学との交流
- 国内教育
- 放送大学学園と単位互換協定を結んでおり、放送大学で取得した単位を卒業に要する単位として認定することができる。
- e-Knowledgeコンソーシアム四国(四国内の8つの国公私大が連携し、情報通信技術を活用して四国の人材の育成を目指す組織)
- 大学eラーニング協議会
- JICA(JICA研修員受入れに関する覚書)
- JICA四国(連携協力の推進に関する覚書)
- 国立環境研究所(教育・研究の連携・協力に関する協定)
- 徳島大学・鳴門教育大学・香川大学・高知大学(四国地区大学間教育・研究交流協定)
- 山形大学・群馬大学・徳島大学・熊本大学(5大学間教育・研究の交流に関する協定)
- 島根大学・山口大学・高知大学(4大学間教育・研究交流協定)
- 鳥取大学・島根大学・岡山大学・広島大学・山口大学・徳島大学・鳴門教育大学・香川大学・高知大学(中国・四国地区の国立大学間連携による高等教育業務継続計画に関する協定)
- 愛媛県立医療技術大学・聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部・松山東雲女子大学・松山東雲短期大学・松山大学・松山短期大学(中予地区大学間教学ネットワーク構成大学間における協同授業に関する協定)
- 今治明徳短期大学・聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部・松山東雲女子大学・松山東雲短期大学(大学教育再生戦略費*「地(知)の拠点大学による地域創生推進事業」に係る愛媛県内就職・定住の促進プログラムに関する協定)
- 岡山理科大学(包括的連携・協力に関する協定)
- 東京農工大学(特別研究学生交流に関する協定)
- 放送大学(単位互換に関する協定)
- 松山大学(単位互換に関する協定)
- 松山東雲女子大学(単位互換に関する協定)
- 松山短期大学(単位互換に関する協定)
大学公式キャラクター
「えみか」という名前で、みかんがモチーフになっている。愛媛大学の頭文字「e」と愛媛みかんを組み合わせで、遠くを見つめる澄んだまなざしと穏やかな表情は、純粋で素朴な若者の豊かな将来性を示している[1]。
出典
- ゴールドペディア「愛媛大学」
- 愛媛大学