山口県立山口高等学校
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山口県立山口高等学校(やまぐちけんりつ やまぐちこうとうがっこう, 英語: Yamaguchi Prefectural Yamaguchi High School)は、山口県山口市糸米一丁目に所在する公立高等学校。通称は、「山高」(やまこう)。2004年スーパーサイエンスハイスクール指定校。生徒会公式マスコットは、ごわす君。紡木たくの漫画『瞬きもせず』は、本校を舞台のモデルにしたとされている。
概要
- 歴史
1816年(文化13年)に上田鳳陽が興した「山口講堂」の流れをくむ「山口県立山口中学校」を前身とする。山口中学校が開校した1870年(明治3年)を創立年としており、2010年(平成22年)に創立140周年を迎えた。
- 校訓
「至誠剛健」
- 校章
校名の「山」と「高」の文字(縦書き)を組み合わせている。
- 校歌
1950年(昭和25年)に制定。作詞は清川妙、作曲は石井洋之助による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「山高」が登場する。また校歌とは別に「熱球」という応援歌がある。
- 旧校歌
- 山口県立山口中学校 - 作詞は河島雅弟、作曲は黒部峰蔵による。歌詞は3番まであり、校名は歌詞に登場しない。
- 設置課程・学科
- 全日制課程 2学科
- 普通科
- 理数科
- 定時制課程 1学科
- 普通科
- 通信制課程2学科
- 普通科
- 衛生看護科
- カリキュラム
全日制課程は2000年度(平成12年度)より従来の3学期制に代わって前期(4 - 9月)と後期(10 - 3月)の2学期制を導入した。また授業時間を従来の1時間当たり50分から65分に拡大した。
- 進学状況
全日制課程では大半の生徒が国公立大学をはじめとする上級学校への進学を目指している。国公立では地元の山口大学の合格者数が突出して多く、隣県の九州大学や広島大学にもそれぞれ10数名 - 20数名が合格している。また東京大学、京都大学や、早稲田大学、慶應義塾大学といった難関大学に合格する者も存在する。
同窓会
県外では東京都、近畿(大阪市)、広島市、福岡市に、県内では山口市(阿知・阿東)、防府市、下関市、宇部市、美祢市、萩市に支部を置く。中には「鴻城会」と称している支部もある。
学校行事
- 2学期制
- 全日制課程
- 前期
- 入学式
- 身体測定、スポーツテスト
- 山高総体 - 山高で最も大きな行事。通常、維新百年記念公園を借り切って行われる。
- 合唱大会 7月(夏休み前の2日間)に行われるクラス対抗の合唱大会。まず学年別で予選が行われ、上位クラスと熱球賞クラスが決勝で歌を披露。全学年より1 - 3位及び奨励賞(4位にあたる)のクラスが選ばれる。
- 銀鐘祭 - 他校でいうところの文化祭である。1998年(平成10年)の山口サビエル記念聖堂再建にあやかり同年より「文化祭」から名称を変更した。以前は丸々2日間開催で2日とも一般公開していたが、学級数の減少や授業時間・銀鐘祭の準備時間の確保などを理由に、2008年(平成20年)に1日目が午前中の全体公演のみに縮小され、午後の時間は翌日のクラス企画などの準備に充てられることとなった。また、これに伴い一般公開が2日目のみとなったが、翌2009年(平成21年)は1日目午前中も一般公開されることになった。
- 後期
- マラソン大会 - 維新百年記念公園を使用し行われる。男子6.1km、女子4.2km。
- クラスマッチ - 年の瀬に行われるスポーツイベント。2年生までが参加。
- 卒業式
- 萩往還を歩く会 - 山口高校・萩高校両生徒会の主催で行われる。萩往還のうち萩 - 山口間を一日かけて歩く。もともと山口高校生徒会単独での行事であったが、山口・萩両高校の創立130周年を記念し、2001年(平成13年)より共同開催となり現在に至る。例年、3月中旬に行われる。
著名な出身者
アクセス
最寄りの鉄道駅 JR西日本
- 山陽本線「新山口駅」
- 山口線 「山口駅」から徒歩20分
最寄りのバス停
- 防長交通(防長バス)「商工会館前」
バス停
最寄りの道路
- 山口県道21号山口防府線沿い
- 国道9号(山口バイパス)「白石」交差点
- 中国自動車道(高速道路)「山口IC」または「小郡IC」から車で15分
- 山陽自動車道(高速道路)「防府東ICから車で30分