ピクシブ百科事典とは、pixivのサービスに付属するwiki形式の百科事典サービスである。運営は ピクシブ百科事典製作委員会とされる。 なお、このサイトは元はpixpedia( ピクペディア )と呼ばれていた。
成立と歴史
このサイトは2009年にpixpediaβ版としてサービスが開始された。 このころまでは記事用のアイコンはユーザーが作成したものを利用し、さらにpixivのタグとして使用されている項目以外の記事は作成することができなかった。 また、現在のコメント欄に当たる「掲示板」では書き込みの削除が可能となっていた。 2010年には名称を現在のピクシブ百科事典に改めている。 この際、pixivのタグとして使用されていない項目の新規作成も可能となっている。 さらに、2011年に大幅なアップデートを行った。 この時、自作アイコンが廃止され、現在のpixivの画像を利用する形式となった。また、コメント欄が現在の形となった。 さらに細かな改良、例えば一時期できなくなっていた動画の貼り付け、検索結果の修正などが行われ、現在に至る。
特色
このサイトはpixivのアカウントを所有するものであれば基本的に誰でも記事の新規作成および編集が可能となっている。 また、目的としては「pixivのタグについて、記事を作成できるサービス」となっている。 ちなみに、英語版が存在している。ほかの言語版も作成すればいいのに。 ただし、ほかのWikiを用いた百科事典サイトと異なり、表記でできることが少ない、また表やリストに謎のバグが存在するといわれる。ただしそのため他のこの種のサイトよりも読みやすい場合が存在する。
問題点
問題点として、いくつかの点があげられる。 作成上の仕様としては「編集中にページが白紙化される」「コメント欄のコメントがほとんど存在価値がない」「記事の検索システムが微妙」などの問題がある。 また運営元である' ピクシブ百科事典製作委員会が、運営としてあまり動いている形跡がないこと、さらに、この種のサイトにありがちな自治のシステムやガイドラインも全く存在しないことがあげられる。 それにより荒らし、特に他のユーザーや第三者を誹謗中傷したり、作品に対する誹謗中傷、公式や他社が認められない内容の記述、商用の宣伝行為など発生しやすく、またそれらの行為や自作自演に対する削除等を行う自治厨の存在、ユーザー間による編集合戦などが問題となる。 さらに、それらの行為が発生してもアカウントを管理するサイトと実際の運営元が別であるため、速やかな対処が困難となっている。 また、アカウントを管理しているpixivもサイトを管理しているピクシブ百科事典製作委員会も、荒らしに対する対策がおざなりとなっているとしか思えず、荒らしが再発しやすい点が存在する。 さらに、運営が自らに都合の悪い項目を隠蔽している、という疑惑や、運営自体が身元を隠して記事を編集しているなどの疑惑が存在している。 また、近年においては荒らしにより「記事の保護が破られる」という、wiki形式の百科事典サイトにはあってはならない行為が発覚した。執筆者は検証はしていないが、編集の状況より、記事の新規作成を使用したものと思われる。
警告
このページにはピクシブ百科事典のユーザーのニックネームやアカウント情報を記述しないでください。そのようなことをやりたい場合は、pixivの悪質ユーザーをご利用ください。ただし、そちらでもルールは存在しますのでご注意を。