福岡大学
目次
概観
人文学部・法学部・経済学部・商学部/商学部二部・理学部・工学部・医学部・薬学部・スポーツ科学部、9学部31学科、2万人以上の学生を有する西日本最大級の規模を持つ私立の総合大学である。2014年に創立80周年を迎え、20万人以上の卒業生を社会に輩出している。
建学の精神
建学の精神は、「思想堅実」・「穏健中正」・「質実剛健」・「積極進取」である。
教育研究の理念として「人間教育」と「人材教育」の共存・「学部教育」と「総合教育」の共存・「地域性」と「国際性」の共存を掲げる。
研究
私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
先端分子医学研究センター
身体活動研究所
私立大学学術研究高度化推進事業
ハイテク・リサーチ・センター整備事業
高機能物質研究所
てんかん分子病態研究センター
学術フロンティア推進事業
資源循環・環境制御システム研究所
都市空間情報行動研究所
教育
「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
「資源循環総合演習」による実践的環境教育
キャンパス
全学部と大学病院を設置するメインキャンパス。敷地は59万m2を越える。キャンパス内の食堂の数はレストランも合わせて14ヵ所で、モスバーガーもある。キャンパス周辺は近年開発が進み、福岡市地下鉄七隈線が2005年2月3日に開業。福岡外環状道路(一般国道202号バイパス)・福岡高速5号線をキャンパス地下に通す福大トンネルも完成し、福岡外環状道路が2006年3月、福岡高速5号線が2008年4月19日にそれぞれ供用を開始した。
- 主要な建物・施設
- 60周年記念館(ヘリオスプラザ)
槇文彦の設計。情報プラザ、金文堂書店、モスバーガーなどが入居。
- A棟
元倉眞琴・山本圭介・堀啓二による設計。
- 中央図書館
- 2号館(創立75周年記念商学部棟)
- 文系センター棟(文系学部教授の研究室や総合情報処理センター、国際会議場などを配置)
- 法科大学院・図書分室棟
- 第二記念会堂
- 総合体育館
- 4号館(ものづくりセンター)
- ひびきの・北九州学術研究都市キャンパス
大学院工学研究科資源循環・環境工学専攻を設置。北九州学術研究都市・産学連携センター内。
学生生活・校風
約2万人の学生、大学院生の多くは地元福岡県を中心とした九州・沖縄地方出身者が多数を占めるが、山口、広島、島根、鳥取、岡山、愛媛など中国・四国地方出身者も多い。また医学部、スポーツ科学部など学部によってはこれらの地方のみならず関西地方、遠くは関東地方の出身者もおりキャンパス内の学生の会話には様々な地方の方言が飛び交っている。かつては学生服で学内を闊歩する体育部会の学生も多数いた。後述のとおり学生の部活動、サークル活動は設備の充実度が高いこともあり、総じて盛んであるといえる。卒業後も福岡市内に残って就職する者も多く、「街中で石を投げれば福大生(卒業生含む)に当たる」と例える者がいたほどである。大学ランキング2017年版 (AERAムック)採用ランキングによると、福岡大学は自衛官7位(警察官8位、消防士16位)である。