split

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説明

ファイルを決まった大きさ・行数に分割する

使用例

src.txt を20行ごとに切り出し,hogeディレクトリ内に"test."という名前で始まるファイルに順次書き出す。

$ split -l 20 src.txt hoge/out.

オプション

-LINES, -l LINES, --lines=LINES

FILE の LINES 行分ずつ (デフォルトは 1000 行) を各出力ファイルに書き込む。短いオプション形式 -LINES は推奨されない。

-a LENGTH, --suffix-length=LENGTH

LENGTH 文字のサフィックスを使う (デフォルトは 2 である)。

デフォルトの 2 では、*.a ~ *.zz までの 26*26=676が限界となる。

split -l 20 ./src.txt ./hoge/test.
split: 出力ファイルの接尾辞を使い果たしました

その場合は、-a 3 等で増やしてやればよい。

$ split -a 3 -l 20 ./src.txt ./hoge/test.
$ ls -l hoge/ |tail
-rw-r--r--  1 user group 22910 12月 15 19:41 test.grn
-rw-r--r--  1 user group 22910 12月 15 19:41 test.gro
-rw-r--r--  1 user group 22910 12月 15 19:41 test.grp
-rw-r--r--  1 user group 22918 12月 15 19:41 test.grq
-rw-r--r--  1 user group 24187 12月 15 19:41 test.grr
-rw-r--r--  1 user group 22910 12月 15 19:41 test.grs
-rw-r--r--  1 user group 22910 12月 15 19:41 test.grt
-rw-r--r--  1 user group 22910 12月 15 19:41 test.gru
-rw-r--r--  1 user group 22914 12月 15 19:41 test.grv
-rw-r--r--  1 user group 22918 12月 15 19:41 test.grw

-b BYTES, --bytes=BYTES

FILE の BYTES バイトずつを各出力ファイルに書きこむ。 ‘b’ を付加すると BYTES は 512 倍、 ‘k’ なら 1024 倍、 ‘m’ なら 1048576 倍される。

-C BYTES, --line-bytes=BYTES

FILE の行を BYTES バイトを越えない範囲で、できるだけたくさん各出力ファイルに書き込む。 BYTES バイトよりも長い行があった場合には 、その行の残りが BYTES バイト未満になるまで BYTES バイト毎を出力ファイルに書き込み、後は通常に動作を続ける 。 BYTES は--bytes オプションと同様の形式で指定できる。

-v, --verbose

常にファイル名のヘッダを表示する。

--help

標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。

--version

標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。