青山学院大学

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青山学院大学(あおやまがくいんだいがく、英語:Aoyama Gakuin University)は、東京都渋谷区渋谷4-4-25に本部を置く日本の私立大学である。1949年に設置された。大学の略称は、英略 AGAGU青学(あおがく)、青学大(あおがくだい)、青山(あおやま)。
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概観

学校法人青山学院は、明治時代初期に米国メソジスト監督教会から派遣された宣教師たちが設立した3つの学校を母体とするキリスト教主義学校(ミッションスクール)である。学院院長・理事長および大学長・短期大学長を除く設置学校の長はキリスト者であることが義務付けられている(かつては大学長も)。そのため現在でもキリスト教を教育の基本におき、「キリスト教概論」の講義は、建学理念のバックボーンを理解するために必修科目として位置づけられている。

建学の精神

地の塩、世の光(The Salt of the Earth,The Light of the World)」(聖書マタイによる福音書(5章13 - 16節))である。

建学の理念

青山学院大学は、「青山学院教育方針」に立脚した、神と人とに仕え社会に貢献する、としている。
また、「地の塩、世の光」としての教育研究共同体であることを理念としている。
地球規模の視野にもとづく正しい認識をもって自ら問題を発見し解決する知恵と力を持つ人材を育成することを重視している。
それは、人類への奉仕をめざす自由で幅広い学問研究を通してなされ、本学のすべての教員、職員、学生は、相互の人格を尊重し、建学以来の伝統を重んじつつ、おのおのの立場において、時代の要請に応えうる大学の創出に努める、としている。

教育及び研究

青山学院大学は、アメリカの宣教師が建てた学校が前身であるがゆえに欧米型カレッジのリベラル・アーツ教育の流れをくんでいる。それゆえ、戦前からの伝統として、知識偏重にならないために、幅広い教養教育(リベラル・アーツ)を重視した方針をとっており、独自に「青山スタンダード」という全学部必修の教養科目の制度をとっている。学生への教養教育カリキュラムを実施する以外に地域社会への貢献と一般人の素養を深めることを目的として各キャンパスで年に4 - 5種の公開講座を実施している。これらの公開講座は週に一度、5週間にわたって行われ、事前の申し込みをしておけば無料で参加できるようになっている。内容・講師の手配は講座を受け持つ教員(持ち回り制)に一任されており人文科学、社会科学、自然科学のそれぞれの分野において毎年異なったものが開かれている。
キリスト教主義学校である青山学院大学は源流となる学校が出来た当初から聖書の授業を全学部学科において必修としており、専門学校の認可を受けた後も神学部を備えていた。その精神は大学設立後も受け継がれ、設立当初には文学部基督教学科があった。その後1961年に文学部神学科へと改組されたが、学園紛争の混乱の中、理事会の決定により1971年に廃止された。同学科は形式上は大学から分離し、同時期に同じく分離された明治学院大学神学部と東北学院大学神学部を合わせ東京神学大学となっている。 英語教育に熱心であり、英語の教育制度が整っており、「英語の青山」と称される。

21世紀COEプログラム

21世紀COEプログラムとして、1件のプロジェクトが採択された。

  • 2002年
  • 化学・材料科学系
    エネルギー効率化のための機能性材料の創製


私立大学学術研究高度化推進事業

  • ハイテク・リサーチ・センター整備事業
    • 先端技術研究開発センター「材料科学の新展開:環境調和型機能性物質の創製を目指して」

大学公式キャラクター

イーゴ」(EAGO)という名前の鷲のマスコットがいる。「建学の精神を表すマスコット」と想いがあり、手に聖書を持っているなどしている。

関連項目

公式サイト

出典・引用