福岡県立門司学園中学校・高等学校
概要
- 歴史
福岡県内の高等学校再編の一環として、門司区内の福岡県立門司高等学校と福岡県立門司北高等学校を統合して併設型公立中高一貫校が新設された。2004年(平成16年)に中学校が、2007年(平成19年)に高等学校が開校した。門学、門司学とよばれている。
- 校舎
当初中学校校舎が門司北高等学校の校地に、高等学校が門司高等学校の校地に開校した。校地、校舎、施設は門司・門司北の両高校が閉校になるまでそれぞれで共用され、両校閉校後それぞれに継承された。そのため、中学校と高校の敷地は直線距離で約4.7キロメートル離れていたが、2012年(平成24年)4月に高校が中学校のある猿喰地区へ移転し、同敷地内での中高一貫教育を開始した。
- 入試・学区
併設型中高一貫校であるため、高校には、併設中学校から進学する内進生と一般入試を受験してそれ以外の中学校から進学する外進生とが入学する。 中学校は福岡県内全域から受験が可能。高校を他の中学校から受験する生徒については福岡県第二学区(旧第二・三学区、北九州市門司区・小倉北区・小倉南区・戸畑区))が適用される。
- 設置課程・学科(高等学校)
全日制課程 普通科(高校) ほとんどの生徒が国公立大学をはじめとする上級学校への進学を目指す。
- 校訓
「自立・勉学・創造」
- 校章・スクールカラー
旧門司市の紋章を参考に、「錨」と「水」(巴)をモチーフに図案化。中学は中央に「中」文字、高校は「高」の文字を置いている。スクールカラーはコバルトブルー。
- 校歌
作詞は坂口秀俊、作曲は畑中良輔によるもの。3番まであり、校名は歌詞に登場しない。
- 制服
男子は中学校、高校ともに紺色の学生服(学ラン)、女子は高校はブレザー、チェックのスカート、リボン、中学校は冬は上下グレーのセーラー服に暗めの青のタイで、夏は白のセーラー服に黒のスカートに明るめの青のタイである。 鞄は指定のもの。(中学高校で異なる。) 靴についてはローファー、 白のスニーカーまたはグランドシューズ。 靴下については女子には指定のものがある。
沿革
- 2004年(平成16年)4月 - 福岡県立門司北高等学校に、「福岡県立門司学園中学校」が開校。
- 2007年(平成19年)4月 - 福岡県立門司高等学校に、「福岡県立門司学園高等学校」が開校。
- 2009年(平成21年)3月31日 - 門司高等学校と門司北高等学校が閉校。
- 2012年(平成24年)4月1日
- 高等学校が猿喰地区(中学校所在地)に移転を完了し、同敷地内での中高一貫教育を開始。
- 2学期制を3学期制に変更する。
部活動
- 運動部
- 野球部、バスケットボール部、水泳部、バレーボール部、陸上部、ソフトテニス部、柔道部、剣道部、ラグビー部
- 文化部
- 吹奏楽部、美術部、ESS(English Speaking Society)、書道部、科学部、
茶華道部、演劇部、インターアクト部
著名な出身者
- 長田いろは - 女子ラグビー選手。