福岡県立伝習館高等学校
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福岡県立伝習館高等学校(ふくおかけんりつ でんしゅうかんこうとうがっこう、英語: Fukuoka Prefectural Denshukan High School)は、福岡県柳川市本町にある公立高等学校。略称は「伝習館」(でんしゅうかん)、「伝習」(でんしゅう)、「伝館」(でんかん)。伝習館の生徒は「伝習生」(でんしゅうせい)とよばれる。ふくおかスーパーハイスクール(FSH)指定校。第十学区。
概要
「伝習館」の名は1824年(文政7年) 柳川藩第九代藩主立花鑑賢(あきかた)により設立された藩校の名に由来する。その由来は、論語学而篇の中の「曾子曰く、『吾、日に吾が身を三省す。人のために謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝ふるかと。』」にある。1871年(明治4年)の廃藩置県により藩校は廃止されたが、のちに学制の下で学校を設立する際、再び「伝習館」の呼称が用いられた。
- 校訓
「明朗・誠実・剛健」を校訓とし、文武両道を目標にしている。
- 校歌
作詞は北原白秋、作曲は山田耕筰。
- 校章
三稜と呼ばれている。明治時代に校章に採用されて以来、伝習館の教育目標を象徴。三方にのびる稜線は、「知」「徳」「体」の均衝をめざしバランスよく成長することをあらわす。
- 教育・進路指導
朝課外が7時40分から行われ、3年次には原則18時までの夕課外が行われている。
国立大学への現役進学志向が強く、多くの生徒は九州大学進学を目指す。私立大学への進学を勧める教諭は少ないが、3年次には、私立文系大学クラスがつくられ、有名私大への指定校推薦が優先的に受けることができる。毎年、難関国立大学へは数名、九州大学へは20名程度合格している。また、5名程度が公務員へ就職する。しかし中には文系にも関わらず理系大学に進む生徒もいる。
通学区
- 全日制は第十学区。
- 久留米市のうち三潴・城島中学校の校区
- 大木町
- 大川市
- 柳川市
- みやま市
- 大牟田市
- 定時制は福岡県内全域。
アクセス
- 鉄道: 西鉄天神大牟田線
- バス: 西鉄バス久留米、堀川バス
- 最寄り鉄道駅
- 西鉄柳川駅(徒歩12分)
- 西鉄バス辻町伝習館高校前バス停・伝習館裏バス停
- 堀川バス辻町バス停