名古屋市立大学
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名古屋市立大学(なごやしりつだいがく、英語: Nagoya City University)は、愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地に本部を置く日本の公立大学である。1950年に設置された。大学の略称は名市大(めいしだい)、市大(しだい)、NCU。
概観
名古屋市を設立団体とし、公立大学法人名古屋市立大学が管理運営している。1950年に旧制の名古屋女子医科大学と、新制の名古屋薬科大学を統合して設立された。医学部・薬学部・経済学部・人文社会学部・芸術工学部・看護学部・総合生命理学部の7学部7研究科が存在する総合公立大学である。
学風および特色
名古屋市内出身者は約3割、市内を含む愛知県内出身者も6割程度であり、比較的広い地域から学生が集まっている。特に入学試験を中期日程で行う薬学部と、類似学部・学科が少ない芸術工学部にその傾向が強く、いずれも県内出身者は半数以下である。
名古屋市立大学憲章
2014年(平成26年)10月28日に、「名古屋市立大学憲章」を制定。「創造性豊かなトップレベルの研究の実践」、「地域社会の明るい未来を育む研究拠点機能」、「国際的・学際的研究への挑戦」の三つを掲げている。
サイエンスカフェin名古屋
サイエンスカフェ(Science Cafe, Café Scientifique)とは、科学について市民と科学者が喫茶店でコーヒー片手に気軽に話し合う場。今まで行われていた講演会などとは異なり、研究者が市民の輪の中に入って科学の話題を提供し、皆で考えながら科学への理解を深めようという企画である。学生以外の一般人でも、何の準備もなく参加可能である。 名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科が主催で、市民との交流を通じて市民が科学技術に対する関心と理解を深めることに少しでも貢献したいという主旨でスタートした。今まで135回開催された(2018年9月現在)[1]。