九州歯科大学

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九州歯科大学(きゅうしゅうしかだいがく、英語: Kyushu Dental University)は、福岡県北九州市小倉北区真鶴2-6-1に本部を置く日本の公立大学である。1949年に設置された。大学の略称は九歯大

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概観

1914年私立九州歯科医学校設立。1949年九州歯科大学に改称。2014年に創立100周年記念を迎えている。

九州歯科大学憲章

平成27年10月に、九州歯科大学憲章を制定。理念としては、高度な専門性を持った歯科医療人の育成・地域医療の中核的役割を果たす・歯科医学を支える研究の推進の3つを掲げている。

シンボルマーク

医聖ヒポクラテスの言葉として「人生は短く、術のみちは長い。機会は逸し易く、試みは失敗すること多く、判断は難しい。」の一文を挙げている。医学の父と仰がれているヒポクラテス(前460~377)がスズカケの樹の下で多くの医学徒に医学を教え、医療のあり方を説いたと伝えられている事から、この由緒あるスズカケの葉を図案化し、九歯大の文字をアレンジしている。

学部・大学院

歯学部

歯学科
口腔保健学科
大学院歯学研究科(博士課程4年)
歯学専攻
大学院歯学研究科(修士課程2年)
口腔保健学専攻

かつてあった附属組織とされるもの

附属歯科衛生学院

附属歯科衛生学院は1949年に設置され、1950年に九州歯科大学に移管された福岡歯科衛生士養成所が1964年に改称したものである。1990年に専門課程を置く専修学校として認可され、1994年に修了者に「専門士」の称号を授与することを認められた。 法人化後も、九州歯科大学附属と称し同一敷地内に置かれていたが、附属組織になりえなかった(学校教育法附則第5条 公立大学法人は、当分の間、大学及び高等専門学校以外の学校を設置することができない)。 2010年度に学生募集停止。2011年3月に廃止された。 なお、卒業証明の発行は大学法人が受任している。

教育及び研究

以下のような、研究に取り組んでいる。

  • 口腔保潤剤の開発。
  • MEMSセンサ・デバイスの高感度化とシステム化技術の研究開発。
  • 物理刺激療法が口腔軟組織および硬組織に及ぼす影響。
  • インプラントの最適設計を目的とした術前検証システムの開発。
  • 実験動物およびヒトを用いた唾液分泌に関する生理学的・臨床的検討。
  • 高齢者の唾液中たんぱく質を指標とした低栄養マーカーの検証に関する研究。
  • 新規バイオガラス配合セメントの歯科領域における製剤開発。
  • 義歯装着患者の咀嚼能力評価。

関連項目

九州歯科大学の人物一覧

出典

公式サイト