ニコニコ大百科

このサービスの運営に関しては2008年のサービス開始時はニコニコ動画の監視業務を行っていた未来検索ブラジルにより行われていたが、2017年にカドカワの子会社でありニコニコニュースの運営元であった大百科ニュース社に変更。 2019年にはカドカワ子会社でありニコニコ動画の運営元であるドワンゴが吸収合併により運営元となる。

もともとこのサービスはニコニコ動画の各種サービスにリンクするサービスであるが、「あらゆる言葉について記事を閲覧・編集する」ことをうたっており、編集できるユーザーであるならば誰でも編集可能となっている。 記事はニコニコ動画におけるタグの解説、ユーザーや動画等の解説のほかにも百科事典らしくあらゆる記事が作成可能となっており、ルールもあまり厳しくはないとされる。 また、サービスに応じた複数種類の記事の分類が存在している。

記事の種類と編集

記事の作成および編集は原則としてニコニコ動画に課金を行う「プレミアムアカウント」のユーザーが可能となっている。 ただし、一部の記事においては関係者が編集可能となっているものが存在している。

単語記事( ニコニコ動画のサービスのタグやニコニコ大百科の説明にリンクする記事 )

生放送記事( ユーザー生放送関連の記事 )

商品記事( ニコニコ動画のサービスの一つ、ニコニコ市場の商品に直結する記事 )

動画記事( ニコニコ動画の動画自体に存在する記事。プレミアムユーザーのほかに動画投稿者が編集可能 )

ユーザ記事( ニコニコ動画のユーザーの記事。本人が編集可能 )

コミュニティ記事( ニコニコミュニティ用の記事、編集はコミュニティのメンバーのみ )

編集形式はWiki形式と類似しているように見えるが、実際にタグを見る限りはHTMLに類似した形式であると思われる。

記事に対してコメントが可能な掲示板が記事の下部に存在し、お絵描きや音楽の投稿が可能となっている。 こちらはアカウントを所有しているユーザーが利用可能となっており、記事本文よりも治安がよくない場合が存在している。

むろんゆるい、とはいっても犯罪行為( 法律等への抵触や権利侵害など )や個人情報に関係する内容、あるいは人物や法人および作品や属性等に対する誹謗中傷に対しては禁止されており、厳しく対処されることとなる。

記事および掲示板に書き込まれた内容の著作権に関してはピクシブ百科事典などとは異なり「書き込みをした時点でその一切の著作権が運営会社に譲渡される」ため、注意が必要になる場合がある。

百科事典

ニコニコ大百科 参照:Wikipedia:同項目およびリンク先、ニコニコ動画の利用規約