福島県(ふくしまけん)は、日本の都道府県の一つ。県庁所在地は福島市。
概要
東北地方の南部(南東北)に位置し、東北で宮城県に次ぐ2番目の人口と県内総生産を擁する。面積は北海道、岩手県に次ぐ全国3位、都道府県別の人口は全国21位、人口密度は全国40位である(いずれも2015年10月1日時点の国勢調査および全国都道府県市区町村別面積調による)。 市町村別では概ね、日本海側に面積の4割弱と人口の15%弱が、太平洋側に面積の6割強と人口の85%以上が分布する。
- 会津・中通り・浜通り
県内は南北方向に延びる山脈・山地によって、地形・気候・交通・歴史などの面に違いが顕れており、3地域に分けられている。すなわちそれらは、越後山脈と奥羽山脈とに挟まれた日本海側内陸にあって4割弱の面積に14%あまりの人口を擁する「会津」、奥羽山脈と阿武隈高地とに挟まれた太平洋側内陸にあって4割弱の面積に6割強の人口を擁する「中通り」、阿武隈高地と太平洋とに挟まれた太平洋側沿岸にあって2割強の面積に1/4あまりの人口を擁する「浜通り」である。
これら3地域の地域差が顕著に見られる例を挙げると、近年の「降雪の深さの合計」(冬季の累積降雪量)があり、会津の会津若松市は300 - 400cm程度、中通りの福島市は100cm前後、浜通りのいわき市小名浜は10cmに満たない年が多く、冬季の生活習慣に顕著な影響を与えている。県の広域行政単位は上記3地域をぬさらに細分している一方、県名以外にも多用される「うつくしま」とのキャッチコピーが県内各地で用いられ、統合のイメージも創られている。
観光
国宝
- 建造物
- 白水阿弥陀堂
- 彫刻
- 勝常寺 - 木造薬師如来坐像及び両脇侍立像(3躯)
- 書跡典籍
- 龍興寺 - 一字蓮台法華経 開結共(巻第六欠)9巻
重要伝統的建造物群保存地区
- 大内宿(下郷町)
- 前沢(山村集落)
イベント
- 福島わらじ踊り - 毎年夏に行われる東北6大まつりの一つ。
- 郡山うねめまつり - 毎年8月、いわき市
- いわきおどり - 毎年8月、いわき市