概観
佐賀大学は、1920年(大正9年)設立の旧制佐賀高等学校、1943年(昭和18年)設立の佐賀師範学校、1944年(昭和19年)設立の佐賀青年師範学校を包括して1949年(昭和24年)5月に設置。また、佐賀医科大学は1976年(昭和51年)に設置。2003年に佐賀大学と佐賀医科大学が統合。2005年度に文部科学省が示す授業料標準額が値上げされた際にも同省の方針に従わず、学部及び大学院の授業料を据え置いた。特に、学部授業料を据え置いたのは佐賀大学のみ。教育学部・芸術地域デザイン学部・経済学部・医学部・理工学部・農学部の6学部、教育学研究科・地域デザイン研究科・経済学研究科・医学系研究科・工学系研究科・農学研究科・連合農学研究科(鹿児島大学)の7研究科を設置。
佐賀大学憲章
2008年〜2015年、中長期のビジョンとして、「地域と共に未来に向けて 発展し続ける大学を目指して」を掲げている。芸術的感性豊かな 多様性に富む グローバルな視野をもつ知の拠点となる大学を目指している。
教育・研究
知識獲得型からアクティブ・ラーニング(能動的学習)への転換を進めている。本学では、2013年度からアクティブ・ラーニングの手法を取り入れたインターフェース科目を設けている。この授業科目は、現代社会の課題を発見し、解決に取り組む姿勢を養うことを目標とする。講義だけでなく、学生自らが主体的に参加する演習、調査、報告あるいは対話などを組み合わせ、社会を生き抜くための力を習得。附属図書館では1階全体をラーニング・コモンズ(学びの場)とし、対話を交え、学習できる空間を提供[1]。
- 21世紀COEプログラム
「海洋エネルギーの先導的利用科学技術の構築」(2002年度採択 学際・複合・新領域)
- 教育
- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
- 「ITを活用した実践的遠隔教育(e-Learning)」(2004年度採択)
- 特色ある大学教育支援プログラム
- 市民参画「佐賀環境フォーラム」プロジェクト(2003年度採択)
- 地域医療等社会的ニーズに対応した医療人教育支援プログラム
- へき地を含む地域医療を担う医療人養成(2005年度採択)
大学公式キャラクター
「カッチーくん」という鳥をモチーフにしたキャラクターが、2008年(平成20年)に誕生。心優しく、天然系、好奇心は鳥一倍と紹介されている。
出典・引用
公式サイト
参照
- wikipedia:同項目