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'''快速マリンライナー(かいそくまりんらいなー)'''とは、[[岡山駅]]から[[高松駅]]を52分~70分ほどで結ぶ[[電車]]の[[快速列車]]である。[[茶屋町駅]] - [[児島駅]]間と[[坂出駅]] - [[高松駅]]間で最高速度130km/h運転を[[実施]]している<ref>一部の列車は130km/h運転を行わない。</ref>。また、ほとんどのマリンライナーに先頭に[[二階建て車両]]の[[グリーン車指定席]]と[[普通車指定席]]を連結している<ref>指定席とグリーン席を設定していない列車は[[早朝]]や[[深夜]]に走る。</ref>。[[瀬戸大橋]]は少し低速で走行している。それは、観光客向けに景色を楽しんでもらうためや、強風時などは減速する必要があるからである。そして、それによる遅れをできるだけ発生させないようにするためである。また、瀬戸大橋を渡る他の[[特急列車]]や[[普通列車]]等も同じような速さで走行している。
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'''快速マリンライナー(かいそくまりんらいなー)'''とは、[[岡山駅]]から[[高松駅]]を52分~70分ほどで結ぶ[[電車]]の[[快速列車]]である。[[茶屋町駅]] - [[児島駅]]間と[[坂出駅]] - [[高松駅]]間で最高速度130km/h運転を[[実施]]している(一部の列車は130km/h運転を行わない)。また、ほとんどのマリンライナーに先頭に[[二階建て車両]]の[[グリーン車指定席]]と[[普通車指定席]]を連結している<ref>指定席とグリーン席を設定していない列車は[[早朝]]や[[深夜]]に走る。</ref>。[[瀬戸大橋]]は少し低速で走行している。それは、観光客向けに景色を楽しんでもらうためや、強風時などは減速する必要があるからである。そして、それによる遅れをできるだけ発生させないようにするためである。また、瀬戸大橋を渡る他の[[特急列車]]や[[普通列車]]等も同じような速さで走行している。
  
 
== マリンライナーの歴史 ==
 
== マリンライナーの歴史 ==

2019年6月20日 (木) 13:10時点における版

快速マリンライナー(かいそくまりんらいなー)とは、岡山駅から高松駅を52分~70分ほどで結ぶ電車快速列車である。茶屋町駅 - 児島駅間と坂出駅 - 高松駅間で最高速度130km/h運転を実施している(一部の列車は130km/h運転を行わない)。また、ほとんどのマリンライナーに先頭に二階建て車両グリーン車指定席普通車指定席を連結している<ref>指定席とグリーン席を設定していない列車は早朝深夜に走る。</ref>。瀬戸大橋は少し低速で走行している。それは、観光客向けに景色を楽しんでもらうためや、強風時などは減速する必要があるからである。そして、それによる遅れをできるだけ発生させないようにするためである。また、瀬戸大橋を渡る他の特急列車普通列車等も同じような速さで走行している。

マリンライナーの歴史

快速マリンライナーは、1988年4月10日に瀬戸大橋の完成に伴い、瀬戸大橋線が開通したことにより運転を開始した。これは、宇野線を運転していた快速備讃ライナー宇高連絡船普通便急行便ホーバー便)の代替といえる。

車両

5000系

5000系は223系と性能は同じである。先頭車両には2階建ての展望車両が連結されている。二階建ての車両はグリーン席指定席を連結している。それ以外の車両ははJR西日本近郊型電車でよく見られるクロスシートである。

223系5000番台

221系性能の223系5500番台と見た目は酷似しているが性能は一般的な223系性能である。

クラス

2010年3月以降の編成図
マリンライナー
下記以外
1 2 3 4 5
5000系 223系
G (自)
(指)
8・12号
1 2 3 4 5 6 7
5000系 223系
G (自) (自)
(指)
69-72・75号
1 2 3
5000系
G
(指)
1-3・73・77号
1 2
223系
(自)
  • 全車禁煙
  • 多客期は7-9両編成で運転
凡例
G=グリーン車
指=普通車指定席
自=普通車自由席
()=バリアフリー対応設備設置車

普通車

普通車自由席

自由席はJR西日本でよく見かけるタイプのクロスシートである。補助席もついている。223系や5000系が登場する前の車両の自由席もクロスシートであった。

普通車指定席

5000系が登場したことにより設定された。場所は二階建て車両の一階部分とトイレがある側である。リクライニングがあまりできず、景色は見にくいため確実に座りたいという人で、座れるだけでいいという人向けに設定されていると考えればいいだろう。リクライニングはあまりできないが、座面をスライドさせることが可能で快適に過ごせる工夫がなされている。だが、、テーブルは付いていないので不便である。料金は通常期で520円、閑散期で320円である。構造上、平屋の普通車自由席よりも静かである。。

グリーン車指定席

グリーン車はマリンライナーが設定された当時から存在していたものである。昔のグリーン車も展望車両であった。一時期は、先頭と最後尾の車両に二両つけられていた時期があった。グレードは一般的なJR特急の普通車座席のレベルである。場所は、二階建て車両の二階部分と平屋の展望席。どちらとも車窓はよく見えるような構造となっている。リクライニングは普通車指定席より深く倒せる。だが、マリンライナーの走行区間内だと特急の普通車自由席料金は320円~550円である。そのため、そちらの方が料金安くなることがある。

トイレ

先頭の二階建て車両には男性用小便器がついている。そのほかのトイレは、バリアフリーに対応している洋式トイレである。

停車駅

岡山駅 - (大元駅) - (備前西市駅) - (妹尾駅) - (早島駅) - 茶屋町駅 - (植松駅) - (木見駅) - (上の町駅) - 児島駅 - 坂出駅 - (鴨川駅) - (国分駅) - (端岡駅) - (鬼無駅) - 高松駅

  • ( )内の駅は一部の列車のみ停車(備前西市駅は朝の上り列車2往復のみが停車)。
  • 妹尾駅と早島駅の両方を通過する列車はなく、少なくともいずれかには停車する。昼間は妹尾駅と早島駅の選択停車が行われ、朝ラッシュ時と深夜は両方、夕ラッシュ時(岡山発15時以降)の高松行きは必ず妹尾駅に停車する。
  • 停車駅の詳細は以下の表を参照。
高松行 岡山行 岡山駅 大元駅 備前西市駅 妹尾駅 早島駅 茶屋町駅 植松駅 木見駅 上の町駅 児島駅 坂出駅 鴨川駅 国分駅 端岡駅 鬼無駅 高松駅 備考
15,19,…,39号 20,24,…,64号 日中の半数
3,13,17,…,65号 18,22,…,66号 日中から夕方の半数
5,9,11,43,47,51,55
57,…,67,69,71号
12,14,16,68号 △は71号のみ停車
7号 4,6,8号 ◯は4号のみ通過
1号 10号 △は10号のみ停車
73,75,77号 2,70,72号 △は2号のみ停車
△◯は75号通過
本数

(2018年1月現在)

上り 7 2 24 22 36 4 4 4 36 36 3 3 3 3 36
下り 39 5 0 32 25 39 3 3 4 39 39 3 3 3 3
  • ●:全列車停車
  • ○:一部の列車が通過
  • △:一部列車が停車
  • - ← →:通過

関連項目