ASIAN KUNG-FU GENERATION
ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)は、日本の4人組ロックバンド。略称「アジカン」「AKG」。所属事務所は、Spectrum Management。所属レコード会社はキューンミュージック。神奈川県出身。1996年に結成。
目次
ジャンル
ロック、オルタナティヴ・ロック、インディー・ロック、パワー・ポップ、ポップ・パンク(初期)。
メンバー
後藤正文(ボーカル・ギター)、喜多建介(ギター・ボーカル)、山田貴洋(ベース・ボーカル)、伊地知潔(ドラムス)。
名前の由来
1996年4月、関東学院大学軽音楽部内で結成。バンド名の由来は、後藤が好きだったTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTが、英単語を3つ使用している事から「3つ単語を使おう」と思い立ち、考えた末に「ASIAN KUNG-FU GENERATION」で決定。「海外の人たちが読んで驚くような名前」という意味も込められている。“カンフー”は、後藤のカンフー映画好きから来ている。
活動
台湾にて亜細亜的功夫世代としてもCDをリリースしている。アジアやアメリカなどにも広まり、アメリカでは、日本からの輸入CDを扱うレーベルに、CDリリースを所望する運動がネット上で起こった結果、「ソルファ」が「Sol-fa」というタイトルでリリースされた。
音楽性
作曲もほとんどが後藤の手によるが、他のメンバーが作曲に関わることもある。また、曲を作ったメンバーが歌えば良いという方針であり、喜多が作曲した「嘘とワンダーランド」では、後藤ではなく喜多がメインボーカルを担当。なお、初期の音楽性は、叙情的なメロディと歌詞に、後藤の叫ぶ様なエモーショナルなボーカルが乗るという点eastern youthと共通しており、影響を色濃く受けている。また、『N.G.S』("ナンバーガール・シンドローム"の略)というタイトルの楽曲を作ったりするなど、NUMBER GIRLからの影響も随所に伺える。
曲のコーラスは、殆んど喜多が担当しているが、6thアルバム、『マジックディスク』収録曲のコーラスは、「双子葉」を除き全て後藤自身が担当。
- 好きなアーティスト
- 後藤は、好きなアーティストは、サザンオールスターズ、ナンバーガール、オアシス、ウィーザー、ティーンエイジ・ファンクラブ、レディオヘッド、thee michelle gun elephant、ユニコーン、奥田民生、eastern youth、向井秀徳など。また、親交の深い細美武士の大ファンであり、インタビューなどで細美による楽曲を高く評価[1]。
- 喜多は、好きなアーティストはManic Street Preachers、Supergrass、Radiohead、The Libertines、Blur、XTC、The Cribs、Ash、UNICORN。
- 山田は、好きなアーティストはThe Beatles、Oasis、The Smashing Pumpkins、Pet Shop Boys。
- 伊地知は、アーティストはBrian Setzer、Dream Theater、HUSKING BEE、Hi-STANDARD
ディスコグラフィ
- 作品参照。
受賞・ノミネート
- 2005年
- 「君の街まで」
- SPACE SHOWER Music Video Awards 2005 BEST CONCEPT VIDEO 受賞。
- 2018年
- SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019 BEST GROUP ARTIST(もっとも活躍したグループアーティストに授与される賞)ノミネート。
タイアップ
2002年
- 『崩壊アンプリファー』「遥か彼方」
- アニメ『NARUTO -ナルト-』のオープニングテーマソング
2004年
- 「リライト」
- アニメ『鋼の錬金術師』のオープニングテーマソング
2006年
- 「或る街の群青」
- 映画『鉄コン筋クリート』主題歌
2007年
- 「アフターダーク」
- アニメ『BLEACH』オープニングテーマソング
2010年
- 「迷子犬と雨のビート」
- アニメ『四畳半神話大系』オープニングテーマソング
2012年
- 「それでは、また明日」
- アニメ映画『劇場版NARUTO-ナルト- ROAD TO NINJA-ロード・トゥ・ニンジャ』主題歌
2013年
- 「 今を生きて」
- 映画『横道世之介』主題歌
2016年
- 「Re:Re:」
- アニメ『僕だけがいない街』オープニングテーマソング
- 「ブラッドサーキュレーター」
- テレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』オープニングテーマソング