概観
地域協働学部・人文社会科学部・教育学部・理工学部・医学部・農林海洋科学部の6学部2研究科から成る。
高知大学は、1922年（大正11年）設立の旧制高知高等学校などを母体として、1949年（昭和24年）に新制大学として成立した。当初は「四国総合大学」の構想があり、四国4県の高等教育機関関係者の協議で、各学部を各県ごとに設置するという計画が立てられる。高知県各産業界は産業系学部を求め運動を展開、広大な敷地を有する旧海軍航空隊飛行場跡地の大蔵省から払い下げの機会を待ち、県内教育界もこれを利用して高等教育機関建設を構想した。その後、高等教育計画は一県一国立大学へと転換されたため、高知県内の各高等教育機関は合併での新制国立大学化を目指した。
建学の精神
当大学は、教育基本法の精神に則り、国民的合意の下に、地域社会及び国際社会に貢献しうる人材育成と学問、研究の充実・発展を推進する、としている。
特色
当大学は他の日本の国立大学と比べ、在学生の高知県内出身者の割合が少ないことが特徴である。実際に、在学生の8割近くを県外出身者で占めており、四国4県（高知県、愛媛県、徳島県、香川県）出身者も5割を満たず、地元出身者比率の高い一般の地方国立大学とは学生層が大きく異なっている。
公式キャラクター
高知大学男女共同参画推進室「しあわせぶんたん」のマスコットキャラクター「サンカくん」がいる。ゆずの帽子をかぶっている。