概観
教育学部・法学部・経済学部・医学部・創造工学部・農学部の6学部7研究科から成る。経済学部と法学部は、かつて戦前四国唯一の官立高商として数多くの政財界人を輩出した旧制高松高商を前身としている。
教育理念
世界水準の教育研究活動により、創造的で人間性豊かな専門職業人・研究者を養成し、地域社会をリードするとともに共生社会の実現に貢献することを掲げている。
教育目標
豊かな人間性と高い倫理性の上に、幅広い基礎力と高度な専門知識に支えられた課題探求能力をそなえ、国際的に活動できる人材を育成するとしている。また、 「知」の源泉として、地域のニーズに応えるとともに、蓄積された研究成果をもとに文化、産業、医療、生涯学習等の振興に寄与することを掲げている。
香川大学憲章
穏やかで風光明媚な瀬戸の島々を眺めつつ、しなやかで強健な心身を養い、その先に広がる交流や未来に思いを馳せ、日本一コンパクトな香川から、日本一コシの強いうどんが生まれたように、時代を見すえ、感性を研ぎ澄まし、地域へ世界へと羽ばたくことを目指している。 かけがえのない時間を豊かで実りあるものとするために、香川大学生としてキラリと輝けるように、その志を謳った学生憲章をここに定める、としている。
大学公式キャラクター
初めは基となる細い体の線であるが、「夢・個性」の発見に向けて、人一倍の「嗅覚(アンテナ)」を磨ぎ生かし、知識、探求、思考、発想、実行を重ねながら、筋肉を身に付けて魅力的な成犬(人)となり社会へ出るキャラクターとしている。
誰でも描ける単純な線は、手軽にまねて描くことができる。一人ひとり個性が違うように「新しい表現・発想が生まれ、バリエーションが増える」ことを想定している。各学部やシーンごとの設定も可能。「K」をモチーフにしている。
キャッチコピー
A・讃岐の地から、知のチカラ
B・英知が薫る瀬戸内の風
C・ひらいてる、香川大学
D・Σ 可能性i =∞(無限大)
i ∈ 香川大学
研究
- 少量糖の研究拠点
また、農学部の何森健名誉教授によって学内の敷地から発見された酵素により、希少糖の大量生産法イズモリングが確立されたことにより、四国経済産業局や香川県、地元企業と産学官連携による希少糖の研究拠点となっている。学内には日本唯数の希少糖研究センターや国際希少糖学会の本部事務局が置かれているほか、学外には産官学連携の希少糖生産技術研究所も稼働している。