熊本大学(くまもとだいがく、英語:Kumamoto University)は、熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は熊大(くまだい)。旧六の一つ。
概観
熊本大学は、宝暦にまで遡る藩校再春館を前身とする旧制熊本医科大学と熊本藩御薬園「蕃滋園」を前身とする旧制熊本薬学専門学校、前身が明治に創立の熊本師範学校、旧制第五高等学校、熊本高等工業学校、熊本青年師範学校(いずれも熊本市内)を包括して発足してできた国立大学である。現在、7学部8研究科(研究部は除く)を有する。
キャンパスは、五高から引き継いだ黒髪キャンパス北地区、熊本高等工業学校から引き継いだ、豊後街道を挟んで黒髪キャンパス南地区、旧制熊本医科大学から引き継いだ九品寺キャンパス、旧制熊本薬学専門学校から引き継いだ大江キャンパスに分かれている。
理念
教育基本法及び学校教育法に則り、総合大学として、知の創造、継承、発展に努め、知的、道徳的及び応用的能力を備えた人材を育成することにより、地域と国際社会に貢献することを目的とする[1]。
研究
- 拠点研究形成部門
拠点形成研究部門では、国際先端研究拠点、みらい研究推進事業、めばえ研究推進事業の3つの支援ステージを設け、プロジェクトの萌芽期から世界最高水準の研究まで、それぞれのステージに応じた育成・支援体制を整備。
- 国際先端研究拠点(平成28年度 認定件数4件)
過去にグローバルCOEプログラムの採択を受け、国際的に卓越した教育研究拠点を形成し世界をリードする人材育成を実施してきた実績を持ち、本学を代表する世界最高水準の先端的・先導的研究拠点を形成している。支援期間は6年間、熊本大学中期目標・中期計画に照らした評価を行い、当該期間に合わせて支援を実施。
大学公式キャラクター
くまぽんという図書館公認キャラクターがいる。特技は、頭の上に本を載せて運ぶこと、情報をかき集めることである。性格は、好奇心旺盛。意外と小回りが利くらしい。夢と希望と辛子蓮根が、好き[2]。