広島大学(ひろしまだいがく、英語:Hiroshima University)は、広島県東広島市鏡山1丁目3-2に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は広大(ひろだい)。文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校であり、旧官立大学の一つでもある。
概観
広島大学は、旧制広島文理科大学をはじめ広島地区に所在していた官立(国立)の7校を包括、さらに広島市立の1校を併合して、1949年に新制大学として設置された。2004年4月に国立大学法人化、2006年4月には全部局の大学院講座化(大学院部局化)完了を経て、現在では11の学部と11の研究科を設置した大学院大学となっている。
略称としては前述の通り「広大」(ひろだい)が用いられることが多い。ただし、「ひろだい」の呼称が通用するのは中・四国地方を中心とした西日本に限られることが多く、東日本では弘前大学を指す場合が多い。
教育理念・目標
- 建学の精神(1949年制定)自由で平和な一つの大学。
- 理念5原則(1995年制定)
- 平和を希求する精神
- 新たなる知の創造
- 豊かな人間性を培う教育
- 地域社会・国際社会との共存
- 絶えざる自己変革
- キャッチフレーズは、『学問は最高の遊びである。』[1]
21世紀COEプログラム
21世紀COEプログラムとして、下記5件のプロジェクトが採択された。
- 情報・電気・電子
*2002 - 2006年度
- テラビット情報ナノエレクトロニクス
- 人文科学
- 2002 - 2006年度
- 21世紀型高等教育システム構築と質的保証
- 医学系
- 2003 - 2007年度
- 放射線災害医療開発の先端的研究教育拠点
- 学際・複合・新領域
- 2003 - 2007年度
- 社会的環境管理能力の形成と国際協力拠点
- 革新的な学術分野
- 2004 - 2008年度
- 超速ハイパーヒューマン技術が開く新世界
大学公式キャラクター
「ヒロッグ」という。広島大学の東広島キャンパス内にある、総合博物館のスタッフの一員として、日々すてきな博物館を目指して頑張っている、広島大学の「広(hiro)」とカエルを意味する「フロッグ(frog)」から名付けた。日帰り温泉が趣味。