福岡女子大学(ふくおかじょしだいがく、英語: Fukuoka Women's University)は、福岡県福岡市東区香住ヶ丘1-1-1に本部を置く日本の公立大学である。1950年に設置された。大学の略称は福女(ふくじょ)。
概観
日本で最初の公立女子専門学校である福岡県女子専門学校を起源とし、学制改革を経た1950年に、県立の女子大学として設立。公立の女子大学は、本学と群馬県立女子大学のみである。 3学部2研究科が設置されていたが(2011年度以降、文学部・人間環境学部の募集停止)、2006年度以降、福岡県に於ける大学の法人化に伴い、本学は、女子大学としての特徴を残しつつ、学校制度の抜本改編作業に則り、2011年度より公立大学法人福岡女子大学となる。現在、国際文理学部の1学部3学科、4研究科。
建学の精神
福岡女子大学教育憲章を制定。 「次代の女性リーダーを育成」を目指している。
- 本学は、日本初の公立女子高等教育機関であり、その新たなシンボルマークとして、輝かしい実績を示す明星、知徳を表す稜鏡、婦人の徳を白いなでしこの花であしらった女専時代の校章に込められた想いを生かし、その伝統を継承し未来へ発展させる誓いを立てている。
教育理念
変化の時代に柔軟に対応できる豊かな知識と確かな判断力・しなやかな適応力を持ち、アジアや世界の視点に立って、国内はもとより、海外の国や地域において、より良い社会づくりに貢献することのできる女性を育成する、としている。
プライド・ユニーク
2023年の創立100周年に向けて、福岡女子大学の教職員及び学生は、その将来構想の内容に基づき、「教育で一流の大学を目指す」ために必要な愛校心や心構えであるプライドを持ち、他大学等に例のない、多くのユニークな目標を設定して、その実現と実行に取り組むとしている。