「高松宮記念 (競馬)」の版間の差分
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2019年1月1日 (火) 13:27時点における版
Wikiduccaは終了しました。今後はゴールドペディアをご利用ください。<nowiki>Wikiduccaは終了しました。今後はゴールドペディアをご利用ください。<nowiki>Wikiduccaは終了しました。今後はゴールドペディアをご利用ください。<nowiki>Wikiduccaは終了しました。今後はゴールドペディアをご利用ください。<nowiki>Wikiduccaは終了しました。今後はゴールドペディアをご利用ください。{{Otheruses|中央競馬のGIレース|競輪のGIレース|高松宮記念杯競輪|競艇のGIレース|高松宮記念特別レース}} {{競馬のレース |馬場 = 芝 |レース名 = 高松宮記念 |画像 = [[ファイル:Takamatsunomiya nobuhito.jpg|280px]] |画像説明 = 高松宮宣仁親王(1905 - 1987) |開催国 = 日本 |主催者 = [[日本中央競馬会]] |競馬場 = [[中京競馬場]] |第1回施行日 = |創設 = 1971年6月27日 |距離 = 1200m |格付け = GI |1着賞金 = 9500万円 |賞金総額 = |条件 = {{Nowrap|[[サラブレッド|サラ]]系4歳以上(国際)(指定)}} |負担重量 = 定量(57kg、牝馬2kg減) }} '''高松宮記念'''(たかまつのみやきねん)とは[[日本中央競馬会]](JRA)が[[中京競馬場]]で施行する[[中央競馬]]の[[重賞]][[競馬のレース|レース]]([[競馬のレース格付け|GI]])である。 正賞は名古屋市長賞、名古屋競馬株式会社賞、日本馬主協会連合会会長賞、グローバルスプリントチャレンジ賞。 == 概要 == [[ファイル:Curren-Chan20120325(1).jpg|thumb|260px|第42回高松宮記念(優勝馬:カレンチャン)]] 春の古馬短距離路線のチャンピオン決定戦であるとともに、春のGIレースシリーズの始まりを告げるレースともなっている。 4歳(現3歳)以上の馬による重賞として1967年に創設された「'''[[中京大賞典]]'''」(ちゅうきょうだいしょうてん)が、本レースの前身。1970年に[[高松宮宣仁親王]]から優勝杯が下賜されたのを機に、1971年より「'''高松宮杯'''(たかまつのみやはい)」に改称のうえ新設。同年より中京競馬場に新設された芝コースの2000mで、夏の中京開催を飾る中距離の名物レースとして施行していた。この間、1984年にグレード制が導入された際、GIIに格付けされている。 1996年に中央競馬の短距離レース体系が改善・整備され、本レースは距離を芝1200mに短縮のうえ施行時期も5月に変更し、GIに格上げ。これにより、中央競馬のいわゆる「中央場所(中山・東京・京都・阪神)」以外の競馬場で初めて行われる常設のGIレースとして、春の短距離王決定戦に位置づけられた。 その後、1998年には現名称に改称され、2000年には施行時期を3月に変更。レース条件も「5歳(現4歳)以上」に改められた。 2005年に創設された国際スプリントシリーズ戦「[[グローバル・スプリント・チャレンジ]]」に2011年から構成レースのひとつとして加わり、2013年まで第2戦(2014年からは第3戦)として行われている。 外国産馬は1989年から、地方競馬所属馬は1996年から出走可能になったほか、2001年からは国際レースとなって外国馬も出走可能になった。2007年より国際GIに格付けされている。 === レース条件 === 以下の内容は、2015年現在のもの。 * 出走資格:[[サラブレッド系種|サラ系]]4歳以上(出走可能頭数:最大18頭) ** JRA所属馬 ** 地方競馬所属馬(出走資格のある馬のみ) ** 外国調教馬(9頭まで、優先出走) * 負担重量:定量(57kg、牝馬2kg減) ==== JRA所属馬の出走権 ==== JRA所属馬は同年に行われる下表のレースで1着となった馬に、優先出走権が付与される。 {| class="wikitable" style="text-align:center" !レース名!!格!!競馬場!!距離 |- |[[阪急杯]]||GIII||[[阪神競馬場]]||芝1400m |- |[[オーシャンステークス]]||GIII||[[中山競馬場]]||芝1200m |} 上記のほか、[[ワールド・サラブレッド・ランキング|レーティング]]順位の上位5頭にも優先出走権が付与される。 その他のJRA所属馬は、以下の条件で出走馬を決定する。 * 「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI(JpnI)レースの収得賞金」の総計が多い順 ==== 地方競馬所属馬の出走資格 ==== 地方競馬所属馬は同年に行われる下表のレースで2着以内となった馬に、優先出走権が付与される。 {| class="wikitable" style="text-align:center" !レース名!!格!!競馬場!!距離 |- |阪急杯||GIII||阪神競馬場||芝1400m |- |オーシャンステークス||GIII||中山競馬場||芝1200m |} 上記のほか、外国で行われる[[グローバル・スプリント・チャレンジ]]対象レースのいずれかで2着以内となった地方競馬所属馬も本レースに優先出走できる。 === 賞金 === 2015年の1着賞金は9500万円で、以下2着3800万円、3着2400万円、4着1400万円、5着950万円。 === コース === 中京競馬場の芝コース、1200mを使用。 向正面のやや第2コーナーよりの地点からスタートし、スタート直後は緩やかな上り勾配。その後第4コーナーを過ぎるまで、高低差3.5mを一気に下る。ゴールまでの直線は412mあり、残り約350m地点から高低差約2mの上り勾配が待ち構える。 == 歴史 == * [[1971年]] - 4歳(現3歳)以上の馬による重賞レース「'''高松宮杯'''」の名称で創設、中京競馬場の芝2000mで施行。 * [[1984年]] - グレード制施行によりGIIに格付け。 * [[1989年]] - 混合レースに指定され、外国産馬が出走可能になる。 * [[1996年]] ** GIに格上げ。 ** 施行距離を芝1200mに変更。 ** 指定交流レースに指定され、地方競馬所属馬が出走可能になる。 * [[1998年]] - 名称を「'''高松宮記念'''」に変更。 * [[2000年]] - 出走資格を「5歳(現4歳)以上」に変更。 * [[2001年]] ** [[馬齢]]表記を国際基準へ変更したのに伴い、出走資格を「4歳以上」に変更。 ** [[国際レース]]に指定され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる。 * [[2007年]] ** 国際GIに格付け。 ** 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が9頭に拡大。 * [[2011年]] ** [[グローバル・スプリント・チャレンジ]]に参加、第2戦に組み込まれる。 ** 「東北関東大震災被災地支援競馬」として施行。 * [[2012年]] - レーティング上位の5頭に優先出走を認める。 === 歴代優勝馬 === {| class="wikitable" !回数!!施行日!!優勝馬!!性齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主 |- |style="text-align:center"|第1回||[[1971年]][[6月27日]]||シュンサクオー||牡5||2:00.1||飯田明弘||[[小林稔 (調教師)|小林稔]]||岩佐俊策 |- |style="text-align:center"|第2回||[[1972年]][[6月25日]]||ジョセツ||牝5||2:01.8||[[岡部幸雄]]||鈴木清||中村勝五郎 |- |style="text-align:center"|第3回||[[1973年]][[6月24日]]||[[タケデンバード]]||牡4||2:01.0||蓑田早人||稲葉秀男||武市伝一 |- |style="text-align:center"|第4回||[[1974年]][[6月23日]]||[[ハイセイコー]]||牡4||2:00.4||[[増沢末夫]]||鈴木勝太郎||(株)ホースマンクラブ |- |style="text-align:center"|第5回||[[1975年]][[6月22日]]||[[イットー]]||牝4||2:00.2||簗田善則||田中好雄||(有)荻伏牧場 |- |style="text-align:center"|第6回||[[1976年]]6月27日||[[フジノパーシア]]||牡5||2:01.3||[[大崎昭一]]||柴田寛||真田繁次<BR>高橋金次 |- |style="text-align:center"|第7回||[[1977年]][[6月26日]]||[[トウショウボーイ]]||牡4||2:03.8||[[武邦彦]]||[[保田隆芳]]||トウショウ産業(株) |- |style="text-align:center"|第8回||[[1978年]]6月25日||ヤマニンゴロー||牡4||2:03.2||古川隆文||諏訪佐一||土井宏二 |- |style="text-align:center"|第9回||[[1979年]]6月24日||ネーハイジェット||牡3||1:59.8||松本善登||布施正||(株)大丸企業 |- |style="text-align:center"|第10回||[[1980年]]6月22日||リンドプルバン||牡4||2:01.1||[[田原成貴]]||見上恒芳||(株)デルマークラブ |- |style="text-align:center"|第11回||[[1981年]][[6月28日]]||[[ハギノトップレディ]]||牝4||2:01.8||伊藤清章||[[伊藤修司]]||日隈広吉 |- |style="text-align:center"|第12回||[[1982年]]6月27日||カズシゲ||牡5||2:00.5||田原成貴||須貝彦三||(株)ホースメン |- |style="text-align:center"|第13回||[[1983年]]6月26日||[[ハギノカムイオー]]||牡4||2:01.1||伊藤清章||伊藤修司||日隈広吉<BR>中村和夫 |- |style="text-align:center"|第14回||[[1984年]]6月24日||[[キョウエイレア]]||牡5||2:03.9||田島信行||[[久保田金造]]||松岡正雄 |- |style="text-align:center"|第15回||[[1985年]]6月23日||[[メジロモンスニー]]||牡5||2:03.5||清水英次||[[大久保正陽]]||メジロ商事(株) |- |style="text-align:center"|第16回||[[1986年]]6月22日||ラグビーボール||牡3||2:01.3||[[河内洋]]||田中良平||[[小田切有一]] |- |style="text-align:center"|第17回||[[1987年]][[7月12日]]||ランドヒリュウ||牡5||1:59.8||村本善之||小林稔||木村喜一 |- |style="text-align:center"|第18回||[[1988年]][[7月10日]]||[[オグリキャップ]]||牡3||1:59.0||河内洋||[[瀬戸口勉]]||佐橋五十雄 |- |style="text-align:center"|第19回||[[1989年]][[7月9日]]||[[メジロアルダン]]||牡4||1:58.9||河内洋||[[奥平真治]]||(有)メジロ牧場 |- |style="text-align:center"|第20回||[[1990年]][[7月8日]]||[[バンブーメモリー]]||牡5||1:59.4||[[武豊]]||武邦彦||武田辰一 |- |style="text-align:center"|第21回||[[1991年]][[7月7日]]||[[ダイタクヘリオス]]||牡4||1:59.4||加用正||梅田康雄||中村雅一 |- |style="text-align:center"|第22回||[[1992年]]7月12日||ミスタースペイン||牡4||2:00.6||[[石橋守]]||[[橋口弘次郎]]||架谷外茂次 |- |style="text-align:center"|第23回||[[1993年]][[7月11日]]||ロンシャンボーイ||牡4||1:59.0||清山宏明||小原伊佐美||清岡政徳<BR>山本次郎 |- |style="text-align:center"|第24回||[[1994年]]7月10日||[[ナイスネイチャ]]||牡6||2:00.7||松永昌博||松永善晴||豊蔦泰三 |- |style="text-align:center"|第25回||[[1995年]]7月9日||[[マチカネタンホイザ]]||牡6||2:02.6||[[柴田善臣]]||[[伊藤雄二]]||[[細川益男]] |- |style="text-align:center"|第26回||[[1996年]][[5月19日]]||[[フラワーパーク]]||牝4||1:07.4||田原成貴||[[松元省一]]||[[吉田勝己]] |- |style="text-align:center"|第27回||[[1997年]][[5月18日]]||[[シンコウキング]]||牡6||1:08.0||岡部幸雄||[[藤沢和雄]]||[[安田修 (会社社長)|安田修]] |- |style="text-align:center"|第28回||[[1998年]][[5月24日]]||[[シンコウフォレスト]]||牡5||1:09.1||[[四位洋文]]||栗田博憲||安田修 |- |style="text-align:center"|第29回||[[1999年]][[5月23日]]||[[マサラッキ]]||牡6||1:08.0||[[藤田伸二]]||増本豊||丸井正貴 |- |style="text-align:center"|第30回||[[2000年]][[3月26日]]||[[キングヘイロー]]||牡5||1:08.6||柴田善臣||[[坂口正大]]||浅川吉男 |- |style="text-align:center"|第31回||[[2001年]][[3月25日]]||[[トロットスター]]||牡5||1:08.4||[[蛯名正義]]||[[中野栄治]]||高野稔 |- |style="text-align:center"|第32回||[[2002年]][[3月24日]]||[[ショウナンカンプ]]||牡4||1:08.4||藤田伸二||[[大久保洋吉]]||国本哲秀 |- |style="text-align:center"|第33回||[[2003年]][[3月30日]]||[[ビリーヴ (競走馬)|ビリーヴ]]||牝5||1:08.1||[[安藤勝己]]||[[松元茂樹]]||前田幸治 |- |style="text-align:center"|第34回||[[2004年]][[3月28日]]||[[サニングデール]]||牡5||1:07.9||[[福永祐一]]||瀬戸口勉||後藤繁樹 |- |style="text-align:center"|第35回||[[2005年]][[3月27日]]||[[アドマイヤマックス]]||牡6||1:08.4||武豊||[[橋田満]]||[[近藤利一]] |- |style="text-align:center"|第36回||[[2006年]]3月26日||[[オレハマッテルゼ]]||牡6||1:08.0||柴田善臣||[[音無秀孝]]||小田切有一 |- |style="text-align:center"|第37回||[[2007年]]3月25日||[[スズカフェニックス]]||牡5||1:08.9||武豊||橋田満||永井啓弍 |- |style="text-align:center"|第38回||[[2008年]]3月30日||[[ファイングレイン]]||牡5||1:07.1||[[幸英明]]||[[長浜博之]]||[[社台レースホース|(有)社台レースホース]] |- |style="text-align:center"|第39回||[[2009年]][[3月29日]]||[[ローレルゲレイロ]]||牡5||1:08.0||藤田伸二||[[昆貢]]||(株)ローレルレーシング |- |style="text-align:center"|第40回||[[2010年]]3月28日||[[キンシャサノキセキ]]||牡7||1:08.6||四位洋文||[[堀宣行]]||[[吉田和美]] |- |style="text-align:center"|第41回||[[2011年]]3月27日||キンシャサノキセキ||牡8||1:07.9||[[ウンベルト・リスポリ|U.リスポリ]]||堀宣行||吉田和美 |- |style="text-align:center"|第42回||[[2012年]]3月25日||[[カレンチャン]]||牝5||1:10.3||[[池添謙一]]||[[安田隆行]]||[[鈴木隆司]] |- |style="text-align:center"|第43回||[[2013年]]3月24日||[[ロードカナロア]]||牡5||1:08.1||[[岩田康誠]]||安田隆行||[[ロードホースクラブ|(株)ロードホースクラブ]] |- |style="text-align:center"|第44回||[[2014年]]3月30日||[[コパノリチャード]]||牡4||1:12.2||[[ミルコ・デムーロ|M.デムーロ]]||[[宮徹]]||[[Dr.コパ|小林祥晃]] |- |style="text-align:center"|第45回||[[2015年]]3月29日||エアロヴェロシティ||騸7||1:08.5||Z.パートン||P.オサリバン||N.ヨン |- |style="text-align:center"|第46回||[[2016年]]3月27日||ビッグアーサー||牡5||1:06.7||福永祐一||[[藤岡健一]]||中辻明 |- |style="text-align:center"|第47回||[[2017年]]3月26日||セイウンコウセイ||牡4||1:08.7||幸英明||[[上原博之]]||[[西山茂行]] |- |style="text-align:center"|第48回||[[2018年]]3月25日||ファインニードル||牡5||1:08.5||[[川田将雅]]||高橋義忠||[[ゴドルフィン]] |} === 高松宮記念の記録 === * レースレコード - 1:07.1(第38回優勝馬ファイングレイン) ** 参考記録 - 1:08.1(第43回優勝馬ロードカナロア) == 人名を冠した中央競馬のGIレース == * [[安田記念]] * [[有馬記念]] == 備考 == * 1984年〜2006年の格付表記は、JRAの独自グレード。 == 外部リンク == * [http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2015/0329_2/index.html 今週の注目レース(第45回高松宮記念)] - 日本中央競馬会 {{中央競馬のグレードワンレース}} {{グローバル・スプリント・チャレンジ}} {{Keiba-stub}} {{デフォルトソート:たかまつのみやきねん}} [[カテゴリ:中央競馬のレース]] [[カテゴリ:中京競馬場のレース]] [[カテゴリ:高松宮]]