「Mac の VPN(L2TP) 接続時に自動で route を実行させる方法」の版間の差分
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2020年9月15日 (火) 10:27時点における最新版
概要
iPhone のテザリング(各キャリア共通?) & Mac という環境で、特定の VPN 環境に接続するためには、毎回 route コマンドで、各セグメントへの経路を追加してやる必要がある。
この作業を自動化するための手順。
特定のVPNの例
172.20.100.0/24 172.20.101.0/24 172.20.102.0/24
シェルスクリプトを作成
$ sudo vi /etc/ppp/ip-up
ip-up の中身
#!/bin/sh # # $1 interface-name # $2 tty-device # $3 speed # $4 local-IP-address # $5 remote-IP-address # $6 ipparam if [ "$1" = "ppp0" ]; then /sbin/route add 172.20.100.0/24 -interface ppp0 /sbin/route add 172.20.101.0/24 -interface ppp0 /sbin/route add 172.20.102.0/24 -interface ppp0 fi
実行権限をつける
$ sudo chmod +x /etc/ppp/ip-up
以上で、ppp0 インターフェイスが起動した際、上記のスクリプトが実行され、 route add されるようになる。
その他・メモ
VPN を切断する(ppp0 インターフェイスが落ちる)と、自動的に設定は消えるため、後片付けは不要。
参考・引用
- https://discussionsjapan.apple.com/thread/10088702?answerId=100557269122#100557269122