「ミクスチャー・ロック」の版間の差分
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ミクスチャー・ロック(Mixture Rock)は、主に日本において扱われるロックのジャンルの一つ。
概要
ミクスチャー(mixture)・ロック(rock)という言葉は、正確に直訳すれば額面的に「様々なジャンルの音楽とロックを混ぜ合わせた」という意味にとれるが、日本で一般的に認知されている意味合いは上述の通り、ラップロックやラップメタルの別名としてのものである。よって、様々なジャンルを混ぜ合わせたという「ミクスチャー」としての意味合いは薄く、「黒人音楽(ラップ、ヒップホップ、レゲエ)を混ぜ合わせたロック」としての意味をもって使われる。ファンク・ロックやファンク・メタルなどもあるが、リック・デリンジャー、レッド・ボーンやインエクセス(80年代デビュー)らのファンク・ロックは70年代からと歴史が古く、ミクスチャー・ロックよりも起源が古い。
その要因となったのは、1980年代末期~1990年代以降にかけてのオルタナティヴ・ロックムーブメントである。この中でファンクやヒップホップなどの黒人音楽と、ロックを混ぜた音楽性を持ったバンドが浮上していくにつれ、それらを配給会社が日本人に売り込む際に、オルタナティヴ(異質な)・ロックよりも直線的に理解してもらいやすい言葉として、ミクスチャー(混ぜ合わせた)・ロックというジャンルが生まれたと見られる。
出典
ウィキペディア「ミクスチャー・ロック」