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'''Mr.Children'''(ミスターチルドレン)は、日本の'''[[ロック|ロックバンド]]'''。[[1989年]]結成。略称は'''ミスチル'''。所属芸能事務所は'''エンジン'''。レコード会社は'''トイズファクトリー'''。公式ファンクラブは「'''FATHER & MOTHER'''」。[[東京都]]出身。 | '''Mr.Children'''(ミスターチルドレン)は、日本の'''[[ロック|ロックバンド]]'''。[[1989年]]結成。略称は'''ミスチル'''。所属芸能事務所は'''エンジン'''。レコード会社は'''トイズファクトリー'''。公式ファンクラブは「'''FATHER & MOTHER'''」。[[東京都]]出身。 | ||
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2019年6月20日 (木) 14:38時点における最新版
Mr.Children(ミスターチルドレン)は、日本のロックバンド。1989年結成。略称はミスチル。所属芸能事務所はエンジン。レコード会社はトイズファクトリー。公式ファンクラブは「FATHER & MOTHER」。東京都出身。
ジャンル
ポップ・ロック、プログレッシブ・ロック、フォークロック、J-POP
メンバー
桜井和寿(ボーカル・ギター)
田原健一(ギター・コーラス)
中川敬輔(ベース・コーラス)
鈴木英哉(ドラムス・コーラス)
概要
1992年5月10日、ミニ・アルバム『EVERYTHING』でメジャー・デビュー。1993年発売の4thシングル「CROSS ROAD」がロングヒットすると、1994年発売の5thシングル「innocent world」で初のオリコンチャート1位を獲得し瞬く間に人気となる。その後、6thシングル「Tomorrow never knows」と1996年発売の10thシングル「名もなき詩」はダブルミリオンとなるなど、これまでにシングル10作品でミリオンセラーを達成している。さらに、「innocent world」と「名もなき詩」はオリコン年間チャート1位を獲得している。アルバムでは1994年発売の4thアルバム『Atomic Heart』と1997年発売の6thアルバム『BOLERO』がトリプルミリオン、1996年発売の5thアルバム『深海』と2001年発売のベスト・アルバム『Mr.Children 1992-1995』 がダブルミリオンとなるなど、アルバム14作品でミリオンセラーを達成している。さらに、2007年発売の13thアルバム『HOME』と2012年発売のベスト・アルバム『Mr.Children 2005-2010 〈macro〉』、2017年発売の期間限定配信ベスト・アルバム『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』がオリコン年間チャート1位を獲得[14]するなど、1990年代、2000年代、2010年代においてシングル・アルバムともにヒットしている。『日本レコード大賞』をバンドとしては初めて2度受賞している(1994年の「innocent world」と2004年の「Sign」)。
来歴
- バンド結成からメジャー・デビューまで
1985年(昭和60年)、関東高等学校(現・聖徳学園高等学校)の軽音楽部に所属していた桜井和寿と中川敬輔、桜井が野球部から軽音楽部に誘った田原健一 、ドラマーと女性キーボードによる5人組バンド「Beatnik」を結成。1987年(昭和62年)にバンド名を「THE WALLS」に改名した。1988年(昭和63年)、コンクールのテープ審査を通過したがライヴ審査前にドラマーが脱退。田原、中川の中学時代の同級生で他のバンドで活動していた鈴木英哉の元へ桜井が審査用の曲が入ったテープを持ち込み、ライヴ審査当日までという期限付きの約束で代役を頼んだ。後日、正式なバンド加入を依頼して鈴木が承諾。現在のメンバーとなる。1989年(昭和64年)にバンド名を「Mr.Children」と改名後、ライヴハウス「渋谷La.mama」や「新宿LOFT」を中心にライヴ活動を行っていた。1991年(平成3年)11月に小林武史と初対面。後に小林はMr.Childrenとの初対面時を「(雰囲気が)暗いし、演奏も決して上手くは無かった」と回想している。
名前の由来
「THE WALLS」から「Mr.Children」に改名したのは1988年12月末。渋谷のロイヤルホストに4人が集合して意見を出し合った。まず、「THE」から始まるバンド名をやめることで一致。当時4人は「チルドレン」という言葉の響きを気に入っていて、イギリスのバンド「THE MISSION」が1988年に発売したアルバム『CHILDREN』や、バンド「The Railway Children」、世界中の飢えや貧困に苦しむ子供を写したロバート・キャパの写真集『戦争・平和・子どもたち』など、好きなものに「チルドレン」含む名称が多かった。ただ、大人になった後も「Children」のままでは如何なものかと思い、正反対の「Mr.」を付けて年が明けた1989年1月1日から使用した。改名当初は響きを重視していたためバンド名に深い意味合いを持たせていなかったが、メジャー・デビュー後に所属事務所から「もっとプレゼンが上手くならないといけない」と言われ、「大人から子供まで幅広く聞いてもらいたい」という意味を加えた。
音楽性・影響
坂本龍一は、Mr.Childrenはエルビス・コステロから影響を受けていると指摘している。
受賞
- 日本有線大賞
- 『第27回日本有線大賞』最多リクエスト曲賞「innocent world」、有線音楽優秀賞(ポップス)「innocent world」
- 日本レコード大賞
- 『第36回日本レコード大賞』「innocent world」、優秀賞「innocent world」、ベストアルバム賞『Atomic Heart』
- 『第37回日本レコード大賞』優秀作品賞「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」
- 『第46回日本レコード大賞』「Sign」、金賞「Sign」
- ゴールデン・アロー賞
- 『第32回(平成6年度)ゴールデン・アロー賞』音楽賞
- 日本ゴールドディスク大賞
- 『第9回日本ゴールドディスク大賞』ベスト5アーティスト賞、グランプリ・シングル賞「Tomorrow never knows」、ベスト5・シングル賞「innocent world」「Tomorrow never knows」、アルバム賞 ロック・フォーク部門(男性)『Atomic Heart』
- 『第10回日本ゴールドディスク大賞』ベスト5・シングル賞「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」
- 『第11回日本ゴールドディスク大賞』ベスト5アーティスト賞、グランプリ・シングル賞「名もなき詩」、ベスト5・シングル賞「花 -Memento-Mori-」「名もなき詩」、アルバム賞 ロック・フォーク部門(男性)『深海』
- 『第12回日本ゴールドディスク大賞』ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー『BOLERO』
- 『第13回日本ゴールドディスク大賞』ソング・オブ・ザ・イヤー「終わりなき旅」
- 『第14回日本ゴールドディスク大賞』ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー『DISCOVERY』
- 『第15回日本ゴールドディスク大賞』ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー『Q』
- 『第16回日本ゴールドディスク大賞』ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー『Mr.Children 1992-1995』『Mr.Children 1996-2000』
- 『第17回日本ゴールドディスク大賞』ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー『IT'S A WONDERFUL WORLD』
- 『第18回日本ゴールドディスク大賞』ソング・オブ・ザ・イヤー「掌/くるみ」
- 『第19回日本ゴールドディスク大賞』ソング・オブ・ザ・イヤー「Sign」、ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー『シフクノオト』、ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー『Mr.Children Tour 2004 シフクノオト』
- 『第20回日本ゴールドディスク大賞』ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー『I ♥ U』『四次元 Four Dimensions』
- 『第21回日本ゴールドディスク大賞』ザ・ベスト10シングル「しるし」「箒星」
- 『第22回日本ゴールドディスク大賞』ザ・ベスト10シングル「旅立ちの唄」、ザ・ベスト10アルバム『HOME』
- 『第23回日本ゴールドディスク大賞』ザ・ベスト10シングル「HANABI」「GIFT」、ザ・ベスト10アルバム『SUPERMARKET FANTASY』
- 『第26回日本ゴールドディスク大賞』ベスト5アルバム『SENSE』
- 『第27回日本ゴールドディスク大賞』アルバム・オブ・ザ・イヤー『Mr.Children 2005-2010 〈macro〉』、ベスト5アルバム『Mr.Children 2001-2005 〈micro〉』『Mr.Children 2005-2010 〈macro〉』
- 『第28回日本ゴールドディスク大賞』ベスト5アルバム『[(an imitation) blood orange]』
- JASRAC賞
- 『第13回(1995年)JASRAC賞』銀賞「イノセントワールド」
- 『第15回(1997年)JASRAC賞』銀賞「名もなき詩」
- SPACE SHOWER Music Video Awards
- MVA 2002 BEST GROUP VIDEO「youthful days」(丹下紘希)
- MVA 2003 BEST ANIMATION VIDEO「HERO」(村田朋泰)
- MVA 2004 BEST VIDEO OF THE YEAR 2004「くるみ」(丹下紘希)[68]、BEST GROUP VIDEO「くるみ」(丹下紘希)
- MVA 2007 BEST VIDEO OF THE YEAR 2007「しるし」(丹下紘希)[68]、BEST GROUP VIDEO「しるし」(丹下紘希)
- MVA 2009 BEST ART DIRECTION VIDEO「エソラ」(こだまgoen°)、BEST CREATORS' CHOICE「GIFT」(丹下紘希)
- SPACE SHOWER MUSIC AWARDS
- 2016 BEST NEW VISION(もっとも革新的な活動をしたアーティストに授与される賞)
- CDショップ大賞
- 第1回(2009)入賞『SUPERMARKET FANTASY』
- MTV Video Music Awards Japan
- MTV VMAJ 2009 最優秀アルバム賞『SUPERMARKET FANTASY』
- iTunes Rewind
- 『iTunes Rewind 2011』ベストソング「かぞえうた」
- ビルボード・ジャパン・ミュージック・アワード
- Billboard JAPAN TOP Album of the Year 2011『SENSE』
- Billboard JAPAN TOP Album of the Year 2012『Mr.Children 2005-2010 〈macro〉』、Top Pop Artist 2012
ディスコグラフィ
- ディスコグラフィ参照