「CentOS5(x86 64)@Hyper-vの時刻ズレ対策」の版間の差分
提供: Wikiducca
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2019年1月8日 (火) 08:08時点における最新版
CentOS5.4 を Hyper-V のゲストOSとして動かしていると、どんどん時刻がずれていく。
定期的に cron で以下を実行しても追いつかない。
ntpdate ntp.nict.jp
色々試したところ以下の方法でうまく行ったのでメモ。
※※ カーネルのオプションをいじるので、念のためスナップショットを取っておいた方が良いと思います。
※※ 作業される方は自己責任でお願いします。
grub.conf 修正
※grub.conf.org が編集前のもの。
[root@server ~]# diff /boot/grub/grub.conf /boot/grub/grub.conf.org 16c16 < kernel /vmlinuz-2.6.18-164.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 notsc divider=10 hda=noprobe hdb=noprobe --- > kernel /vmlinuz-2.6.18-164.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 hda=noprobe hdb=noprobe
つまり、root=/dev/VolGroup00/LogVol00 と hda=noprobe の間に divider=10 を追加しただけ。
NTPの設定
まず、ntp(ntpd) をインストール。
[root@server ~]# yum install ntp
インストールが完了したら、/etc/ntp.conf を修正。
※ntp.conf.org が編集前のもの。
[root@server ~]# diff /etc/ntp.conf /etc/ntp.conf.org 17,20c17,19 < server -4 ntp.nict.jp maxpoll 8 < server -4 ntp.nict.jp maxpoll 8 < server -4 ntp.nict.jp maxpoll 8 < server -4 ntp.nict.jp maxpoll 8 --- > server 0.centos.pool.ntp.org > server 1.centos.pool.ntp.org > server 2.centos.pool.ntp.org 31,32c30,31 < #server 127.127.1.0 # local clock < #fudge 127.127.1.0 stratum 10 --- > server 127.127.1.0 # local clock > fudge 127.127.1.0 stratum 10
それぞれの意味はググッてください。
次に、drift ファイルを作成。
[root@server ~]# touch /var/lib/ntp/drift
意味はggr(ry。
次に、/etc/ntp/step-tickers を編集。
[root@server ~]# cat /etc/ntp/step-tickers ntp.nict.jp
NTPサーバはご随意に。
次に、ハードウェア時計との同期しないことを確認する。
/etc/sysconfig/ntpd が以下のようになっていること。
SYNC_HWCLOCK=no
自動起動の設定。
[root@server ~]# /sbin/chkconfig ntpd on
最後にマシンリブート。
[root@server ~]# reboot
以上。