大阪杯

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大阪杯
Osaka Hai[1]
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2014年大阪杯
開催国 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 阪神競馬場
創設 1957年3月17日
距離 芝2000m
格付け GII
賞金 1着賞金1億2000万円
出走条件 サラ系4歳以上(国際)(指定)
負担重量 別定
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大阪杯(おおさかはい)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞レースGI)である[2][3][4]

正賞は日本馬主連合会会長賞[2][3]

概要

本レースは、春の中長距離路線を歩む馬にとっての最強馬決定戦となっている[4][5]

1957年に5歳(現4歳)以上の馬による重賞レースとして創設された[5]。レース名は1964年に「サンケイ大阪杯」と改称された後、1989年より「産経大阪杯」となった[5]

創設時は阪神競馬場の芝1800mで3月に行われていた[5]が、距離や施行時期は幾度かの変遷を経て、1972年より2000mで定着[5]。施行時期も1982年より桜花賞の前週に移され、現在に至る[5]

外国産馬は1984年から、地方競馬所属馬は1995年からそれぞれ出走可能になり、2003年からは外国馬も出走可能な国際レースとなった。2014年から2016年までは本レースの1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が付与されていた[5]

2017年よりGIに昇格し、名称を「大阪杯」とすることが、2016年10月17日に日本中央競馬会から発表された[6]

レース条件

以下の内容は、2016年現在[2][3]のもの。

  • 出走資格:サラ系4歳以上
    • JRA所属馬
    • 地方競馬所属馬(2頭まで)
    • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)
  • 負担重量:別定
    • 56kg、牝馬2kg減
      • 2015年4月4日以降のGIレース(牝馬限定レースを除く)1着馬2kg増、牝馬限定GIレースまたはGIIレース(牝馬限定レースを除く)1着馬1kg増
      • 2015年4月3日以前のGIレース(牝馬限定レースを除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

天皇賞(春)のステップレースに指定されており、地方競馬所属馬は天皇賞(春)の出走候補馬(2頭まで)に優先出走が認められている[7][8]。また、地方競馬所属馬は本レースで2着以内の成績を収めた馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられる[7][8]

優先出走権を得られる条件

2017年以降、以下の2レースで1着となった競走馬に優先出走権が与えられる。

レース名 格付 施行競馬場 施行距離
中山記念 GII 中山競馬場 芝1800m
金鯱賞 GII 中京競馬場 芝2000m

賞金

2017年の1着賞金は1億2000万円で、以下2着4800万円、3着3000万円、4着1800万円、5着1200万円。

歴史

  • 1957年
    • 5歳以上の馬による重賞レースとして「大阪盃競走」の名称で創設、「旧阪神特別」の副称をつけ阪神競馬場の芝1800mで施行。1960年まで「騎手災害基金競走」の副称もつけられた。
    • 当時の正賞は大阪新聞社賞。
  • 1960年 - 正賞が大阪新聞社賞、ラジオ大阪賞になる。
  • 1962年 - 正賞が産経新聞社賞になる。
  • 1964年 - 名称を「サンケイ大阪盃」に変更。
  • 1965年 - 距離を1850mに変更。
  • 1966年 - 距離を1900mに変更。
  • 1969年 - 名称を「サンケイ大阪杯」に変更。
  • 1972年 - 距離を2000mに変更。
  • 1973年 - 負担重量を別定に変更。
  • 1984年
    • グレード制施行によりGII[注1]に格付け。
    • 混合レースに指定、外国産馬が出走可能になる[5]
  • 1989年 - 名称を「産経大阪杯」に変更[5]
  • 1991年 - 阪神競馬場改装のため、京都競馬場で施行。
  • 1995年
    • 阪神・淡路大震災により阪神競馬場が被災したため、京都競馬場で施行。
    • 指定交流レースに指定され、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能となる。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」に変更。
  • 2003年 - 国際レースに変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる。
  • 2004年 - 国際セリ名簿基準委員会により国際GIIに指定。
  • 2005年 - 外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
  • 2014年 - この年から1着馬に天皇賞(春)の優先出走権を付与[5]
  • 2017年 - GIに昇格。名称を「大阪杯」に変更。負担重量を定量に変更[6]

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数 施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1957年3月17日 ホマレイチ 牡4 1:50 4/5 大根田裕也 日迫清 工藤久子
第2回 1958年3月9日 カツラホマレ 牝4 1:52 2/5 大根田裕也 橋本正晴 牧市太郎
第3回 1959年3月8日 キヨスガタ 牡4 1:57 1/5 内藤繁春 日迫清 植中清
第4回 1960年3月6日 ウイルデイール 牡4 1:50.2 宇田明彦 星川泉士 浅野国次郎
第5回 1961年3月12日 コダマ 牡4 1:50.8 栗田勝 武田文吾 伊藤由五郎
第6回 1962年3月18日 スギヒメ 牝4 1:51.0 諏訪真 諏訪佐市 小杉咲枝
第7回 1963年3月17日 リユウゼツト 牡4 1:55.4 大石五十夫 元石正雄 田中彰治
第8回 1964年3月22日 テツノオー 牡4 1:54.2 大辻省二 尾形藤吉 永田玉枝
第9回 1965年3月21日 ヤングヒーロー 牡4 1:54.1 新井仁 福島角一 エッチ・ワイ
第10回 1966年3月20日 バリモスニセイ 牡5 1:56.4 諏訪真 諏訪佐市 小杉咲枝
第11回 1967年3月26日 リユウフアーロス 牡4 1:56.1 宮本悳 橋本正晴 三好諦三
第12回 1968年4月7日 ヤマピツト 牝4 1:56.6 池江泰郎 浅見国一 小林信夫
第13回 1969年4月6日 ダテホーライ 牡4 1:57.5 宇田明彦 星川泉士 伊達牧場
第14回 1970年3月29日 シュンサクオー 牡4 1:55.8 小野幸治 小林稔 岩佐俊策
第15回 1971年5月16日 ケイタカシ 牡6 1:54.7 池江泰郎 浅見国一 内田恵司
第16回 1972年3月5日 フイドール 牡4 2:06.6 武田博 武田文吾 小原菊枝
第17回 1973年3月11日 ニホンピロムーテー 牡5 2:02.5 武邦彦 服部正利 小林保
第18回 1974年3月10日 キヨノサカエ 牡4 2:07.8 福永洋一 武田文吾 植中清
第19回 1975年3月9日 スカイリーダ 牡5 2:00.9 高橋成忠 佐藤勇 武用安弘
第20回 1976年3月7日 ロングホーク 牡4 2:02.2 松田幸春 松田由太郎 中井長一
第21回 1977年3月13日 ゴールドイーグル 牡7 2:01.4 内田国夫 伊藤雄二 石坂達也
第22回 1978年3月12日 キングラナーク 牡5 2:03.5 岩元市三 布施正 小柴タマヲ
第23回 1979年3月11日 メトロジャンボ 牡4 2:04.1 目黒正徳 玉谷敬治 太田美津子
第24回 1980年3月9日 ハシクランツ 牡4 2:04.4 柴田光陽 内藤繁春 (株)シンザンクラブ
第25回 1981年4月4日 サンシードール 牡4 2:05.5 栗田伸一 武田文吾 小原菊枝
第26回 1982年4月4日 サンエイソロン 牡4 2:03.6 小島太 古山良司 伊藤惣一
第27回 1983年4月3日 ヒカリデユール 牡6 2:03.3 河内洋 須貝彦三 橋本善吉
第28回 1984年4月1日 カツラギエース 牡4 2:00.6 西浦勝一 土門一美 野出一三
第29回 1985年3月31日 ステートジャガー 牡4 2:01.4 田原成貴 中村好夫 (株)ホースメン
第30回 1986年3月30日 サクラユタカオー 牡4 2:01.6 小島太 境勝太郎 (株)さくらコマース
第31回 1987年4月5日 ニシノライデン 牡6 2:01.0 田原成貴 伊藤修司 西山正行
第32回 1988年4月3日 フレッシュボイス 牡5 2:01.7 武豊 境直行 円城和男
第33回 1989年4月2日 ヤエノムテキ 牡4 2:01.4 西浦勝一 荻野光男 (有)富士
第34回 1990年4月1日 スーパークリーク 牡5 2:02.9 武豊 伊藤修司 木倉誠
第35回 1991年3月31日 ホワイトストーン 牡4 2:01.5 田面木博公 高松邦男 安藤博
第36回 1992年4月5日 トウカイテイオー 牡4 2:06.3 岡部幸雄 松元省一 内村正則
第37回 1993年4月4日 メジロマックイーン 牡6 2:03.3 武豊 池江泰郎 メジロ商事(株)
第38回 1994年4月3日 ネーハイシーザー 牡4 2:01.2 塩村克己 布施正 (株)大丸企業
第39回 1995年4月2日 インターマイウェイ 牡5 1:59.3 松永幹夫 中村均 松岡留枝
第40回 1996年3月31日 タイキブリザード 牡5 2:00.7 岡部幸雄 藤沢和雄 (有)大樹ファーム
第41回 1997年3月30日 マーベラスサンデー 牡5 2:02.0 武豊 大沢真 笹原貞生
第42回 1998年4月5日 エアグルーヴ 牝5 2:01.3 武豊 伊藤雄二 (株)ラッキーフィールド
第43回 1999年4月4日 サイレントハンター 牡6 1:59.9 吉田豊 大久保洋吉 臼田浩義
第44回 2000年4月2日 メイショウオウドウ 牡5 2:00.8 飯田祐史 飯田明弘 松本好雄
第45回 2001年4月1日 トーホウドリーム 牡4 1:58.4 安藤勝己 田島良保 東豊物産(株)
第46回 2002年3月31日 サンライズペガサス 牡4 1:59.1 安藤勝己 石坂正 (株)松岡
第47回 2003年4月6日 タガノマイバッハ 牡4 1:59.1 安藤勝己 松田博資 八木良司
第48回 2004年4月4日 ネオユニヴァース 牡4 1:59.6 M.デムーロ 瀬戸口勉 (有)社台レースホース
第49回 2005年4月3日 サンライズペガサス 牡7 1:59.0 幸英明 石坂正 松岡隆雄
第50回 2006年4月2日 カンパニー 牡5 2:04.5 福永祐一 音無秀孝 近藤英子
第51回 2007年4月1日 メイショウサムソン 牡4 2:01.4 石橋守 高橋成忠 松本好雄
第52回 2008年4月6日 ダイワスカーレット 牝4 1:58.7 安藤勝己 松田国英 大城敬三
第53回 2009年4月5日 ドリームジャーニー 牡5 1:59.7 池添謙一 池江泰寿 (有)サンデーレーシング
第54回 2010年4月4日 テイエムアンコール 牡6 1:59.5 浜中俊 柴田政見 竹園正繼
第55回 2011年4月3日 ヒルノダムール 牡4 1:57.8 藤田伸二 昆貢 蛭川正文
第56回 2012年4月1日 ショウナンマイティ 牡4 2:05.5 浜中俊 梅田智之 国本哲秀
第57回 2013年3月31日 オルフェーヴル 牡5 1:59.0 池添謙一 池江泰寿 (有)サンデーレーシング
第58回 2014年4月6日 キズナ 牡4 2:00.3 武豊 佐々木晶三 前田晋二
第59回 2015年4月5日 ラキシス 牝5 2:02.9 C.ルメール 角居勝彦 大島昌也
第60回 2016年4月3日 アンビシャス 牡4 1:59.3 横山典弘 音無秀孝 近藤英子
第61回 2017年4月2日 キタサンブラック 牡5 1:58.9 武豊 清水久詞 (有)大野商事

参考文献

  • 「産経大阪杯(GII)」『中央競馬全重賞競走成績集 【古馬関西編】』 日本中央競馬会、2006年、645-713頁。

脚注・出典

注釈

  1. ^当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

  1. ^IFHA Race Detail Sankei Osaka Hai”. 2016年3月30日閲覧。
  2. a b c 重賞競走一覧(レース別・関西)PDF”. 日本中央競馬会. p. 12 (2016年). 2016年3月30日閲覧。
  3. a b c 平成28年第2回阪神競馬番組PDF”. 日本中央競馬会. 2016年4月4日閲覧。
  4. a b 2016年度第2回阪神競馬特別レース名解説PDF”. 日本中央競馬会. p. 3. 2016年4月4日閲覧。
  5. a b c d e f g h i j レースについて:産経大阪杯 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2016年4月4日閲覧。
  6. a b “2017年度開催日割および重賞競走について” (プレスリリース), 日本中央競馬会, (2016年10月17日, http://jra.jp/news/201610/101703.html 2016年10月17日閲覧。 
  7. a b 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について(平成28年度)PDF”. 日本中央競馬会. 2016年4月4日閲覧。
  8. a b 平成28年度競馬番組一般事項PDF”. 日本中央競馬会. 2016年4月4日閲覧。

外部リンク