カルピスウォーター

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名称

カルピスウォーター

簡単

スーパーでよく売っている。

100ml当たり

・エネルギー45keal ・たんぱく質0.25g ・脂質0g ・炭水化物11.1g ・ナトリウム19mg

沿革

初代法人

  • 1916年(大正5年)4月 - 前身となる醍醐味合資会社を設立。
  • 1917年(大正6年) - ラクトー株式会社設立。
  • 1919年(大正8年)7月7日 - カルピス発売。
  • 1923年(大正12年) - カルピス製造株式会社に商号変更。
  • 1948年(昭和23年) - カルピス食品工業株式会社に商号変更。
  • 1951年(昭和26年) - 乳等省令によりカルピスが日本で初めての乳酸菌飲料となる。
  • 1987年(昭和62年) - フランスBSNグループ(現グループ・ダノン)と業務提携。
  • 1990年(平成2年)
    • 1月 - いわゆる「黒人マーク」の使用を、人種差別問題に配慮して中止。
    • 8月 - 第三者割当増資を実施。味の素株式会社が増資を引き受け筆頭株主に。
  • 1991年(平成3年) - 味の素株式会社から飲料事業を譲受、両社の缶入り飲料事業を統合。
  • 1997年(平成9年) - カルピス株式会社に商号変更。
  • 2007年(平成19年)
    • 9月25日 - 上場廃止。
    • 10月1日 - 株式交換により味の素株式会社の完全子会社になる。
    • 10月15日 - アサヒ飲料自動販売機事業の統合を公表。
    • 12月10日 - アサヒ飲料との共同出資で、自動販売機事業の持株会社「アサヒカルピスビバレッジ株式会社」を設立。出資比率はアサヒ80%・カルピス20%である。
  • 2008年(平成20年)1月4日 - 自動販売機事業子会社6社をアサヒカルピスビバレッジに譲渡。
  • 2009年(平成21年)10月1日 - 物流子会社のカルピス物流サービスを、関東エース物流(岡山は関西エース物流)に譲渡。
  • 2012年(平成24年)10月1日 - 株式譲渡によりアサヒグループホールディングス株式会社の完全子会社になる。
  • 2013年(平成25年)
    • 1月21日 - 2012年(平成24年)10月31日に締結した業務提携契約に基づき、自社開発のチルド飲料の製造・販売をグループ会社のエルビーへ移管。
    • 8月31日 - 酒類事業を終了(「カルピスサワー」はグループ会社のアサヒビールに移管され、同年12月10日に新仕様で発売される)。
    • 9月1日 - 国内飲料事業(「カルピスサワー」を除く)及び営業部門をアサヒ飲料へ移管統合。これにより、「カルピスサワー」、エルビーが担当するチルド製品を除く日本国内における「カルピス」ブランドの飲料製品のマーケティングと販売をアサヒ飲料が手掛けるようになる。
  • 2016年(平成28年)1月1日 - 国内飲料製造事業と乳購買を含む乳製品事業を子会社のカルピスフーズサービスへ、機能性食品(通信販売、素材)事業をアサヒグループホールディングス子会社のアサヒカルピスウェルネスへそれぞれ継承、海外飲料事業および発酵応用研究に関する組織と間接機能の一部をアサヒグループホールディングスへ機能移管した後、アサヒ飲料へ吸収合併され解散。

2代目法人

  • 2016年(平成28年)1月1日 - 乳製品の販売を行っていた(初代)カルピス子会社のカルピスフーズサービスが(初代)カルピスから国内飲料製造事業と乳購買を含む乳製品事業を承継して(2代目)カルピス株式会社に商号変更し、アサヒ飲料の子会社に移行。

事業所

  • 本社:東京都墨田区吾妻橋1-23-1
  • 工場:岡山(工場記号BC)、群馬(工場記号KC)がある。国内工場の屋根は暗色系のオレンジ色に統一されている。

由来

1902年(明治35年)、当時25歳の三島は内モンゴル(現在の中華人民共和国内モンゴル自治区)を訪れ<ref>公益財団法人 三島海雲記念財団 設立趣意書</ref>、そこで口にしたジョッヘという飲み物を参考にして、1919年(大正8年)にカルピスを開発・発売し、この飲料と同名の企業の創業者となったと伝えられている。脱脂乳を乳酸菌で発酵(酸乳)しこれに加糖、さらに酵母馬乳酒中の酵母と近似<ref>渡辺恂子, 池田なぎさ, & 水谷潤. (1998). 中国内蒙古伝統的発酵乳とカルピス酸乳の理化学性状および構成菌比較. ミルクサイエンス, 47(1), 1-8.PDF” (1998年(平成10年)). 2016年3月7日閲覧。 </ref>)による発酵がカルピス独特の風味に不可欠であることは、長く企業秘密とされていたが、1990年代半ばに公開された。

社名は、「カルシウム」とサンスクリットの「サルピス」(सर्पिस्, sarpis, 漢訳:熟酥=じゅくそ)を合わせたものである。サンスクリット「サルピル・マンダ」(sarpir-maṇḍa, 漢訳:醍醐)を使用し、「サルピス」・「カルピル」とする案もあった。同社では重要なことを決める際には、その道の第一人者を訪ねる「日本一主義」があり、音楽の第一人者の山田に社名について相談したところ、「カルピス」が最も響きが良いということで現行社名・商品名になったという。